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青峰



「…何してんの、大輝」
「あ?見りゃ分かんだろ」
「だから、雑誌にポッキー乗せて何やってんの」
「おー。マイちゃんのおっぱいにこう挟んでよ、こーやって」
バキッ
「ってぇええ!!」
「聞いた私がバカだった」
「いってえな暴力女!ああ!雑誌にチョコ着いちまったじゃねーかよ!!…ん?」
「?」
「…これはこれで、イイ」
「っ何がイイだ!この変態がぁあ!!」
バキッ
「うがっ!ってーなコラ!!」
「そんなに巨乳が好きならおっぱいにチョコ着けてくれる巨乳と付き合え変態!!」
「あ?いらねーよ別に」
「は?」
「他に女なんかいらねーだろ」
「はい?」
「お前でやるし」
「は!?」
「うっし!今日帰りコンビニ寄って帰んぞ!」
「ちょ、意味が分からな…」
「あ?お前ポッキー持ってんの?」
「いや、持ってないけど」
「さっきの1本が最後だったんだよな」
「え、あ、そう」
「って事で買って帰ろーぜ!んで、その後俺んちな!」
「なっ!1人で話進めるなぁー!!」
「うおー!よっしゃ俄然やる気出てきた!!」
「もう話全然聞いてないし!」






「青峰くんの独壇場ですね」
「見ていられないのだよ」
「峰ちんて単純だよねー。名前ちん振り回されてるー」
「彼にやる気が出てくれるのなら俺は何も言わないよ。名前に頑張って貰おう」
「あ、赤司っち…」

END

20131111



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テーマ「人外ファンタジー」
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