会話文2








財前とヒロインがお互い笑顔動画で活動してるのが判明した頃


「俺の嫁です」

「誰の嫁でもないです」

「早速意見分かれてるで財前」

「毎日片時も離れずに一緒にいた俺らが意見食い違うわけないやんアホちゃうか」

「おい敬語、おい財前敬語」

「名前さんは恥ずかしがり屋の照れ屋の天の邪鬼なだけっすわ」

「いや本心だけど」

「ちゅーか自分らが片時も離れずに一緒にいるってあれやん、携帯で繋がってるだけやん」

「煩いっすわせやから色んな意味で鳥頭先輩なんて言われんねん」

「それ財前だけやんな!?初耳やぞそれェ!」

「安心していいよ、財前だけだから」

「やっぱりか!!」

「俺の考えてる事わかってくれる人は名前さんだけでええねん、俺の事だけ考えてや」

「なにこの微ヤンデレ怖いわ」

「他人に興味ない財前が誰かに興味持っただけ進歩したと思おう」

「いや進歩しすぎて最先端行きすぎてるやん、思考が追いついていけてへんで」

「大丈夫、私もまさか財前にここまで好意持たれるとは思ってなかったから、正直追いついていけてない」

「名前さんは俺の事だけ見ていてくれればええんや、俺も名前さんしか見てへんから」

「誰か財前をとめてえええええ!!」