tennis | ナノ
※ほとんど会話文のみ
「おーし授業やるぞー、教科書開けー。丸井ー、教科書で顔隠して何やってんだ」
「教科書読んでるー」
「嘘吐け。仁王、丸井何やってんだ」
「ポッキー食っとるナリ」
「げっ、何言ってんだよ!」
「ホントのこと言っただけじゃろ」
「ふっざけんなよ!今日は俺にとって結構大切な日なんだからよー」
「ほー、授業中にポッキー食ってる奴にとって今日は何の日なんだ?ん?」
「え、何って何!有名な日だろぃ!ほら、ワ○ピースのロロ○アさんの誕生日ともうひとつ!」
「そりゃ俺だって知ってるよ。もうひとつ…?ああ、ポッキリの日だっけ」
「ちげーよ!何がポッキリだよ!ポッキーの日だっつの!」
「ああ、ポッキーな!…って、授業中にポッキー食う奴がいるか!」
「ちなみにコンビニのポッキー全種類買ってきたぜぃ」
「んなことどうでもいいって!そのポッキー没収な!」
「あっセンセーあと2分で2011年11月11日11時11分になるって!ほれみんなポッキーの用意はいいかー!」
「ブンちゃん1本頂戴っ」
「お、名前!ほら、好きなの持ってけよぃ」
「ありがとう!」
「俺も1本もーらい」
「ちょ、仁王はだめ」
「なんでじゃ」
「個人的にあげたくない」
「ケチやのう…まーくん泣いちゃう」
「自分でまーくん言うなキモい」
「ブンちゃん仁王くんいじめないでよー!ほら、仁王くん半分あげる」
「おー、名前は優しいのう。ブンちゃんもそんな食ってばっかいてケチケチしとったらほんまにデブン太になるぜよ」
「よっ、余計なお世話だっての!」
「…お前ら、もう11分を大幅に過ぎてることをわかってるのか」
「えっ」
「苗字が仁王にポッキーあげた時点でもう13分だったぞ」
「えー!ちょ、早く言えよ!百年に一度のポッキーの日が台なしだろぃ!」
「はいはい、もういいだろ。ポッキーおとなしく渡しなさい」
「…ちぇっ」
「ん、よろしい。丸井、仁王、苗字、後で俺んとこ来いよー。んじゃ授業再開するぞー」
「…ブンちゃんのせいナリ」
「わたし何もしてないのに」
「ふたりして俺を責めんなよぃ…。はぁー、ポッキー…」
「自業自得じゃ」
「黙れ銀髪」
「プリッ」
◎今日は百年に一度のポッキーの日でしたね!
なのでそれにちなんで書いてみました。
わたしの今日の実話もちょこっと入ってたりします(笑)
四天も書いてみたのでよろしければ読んでみてください(^o^)
20111111