tennis | ナノ


「ねえねえブンちゃん」
「ん?なんだよぃ」
「あのね、みりんって10回言ってみて!」
「は?みりん?」
「そう、みりん!はやくはやく」
「?…みりんみりんみりんみりんみりんみりんみりんみりんみりんみりん…」
「はいそこまで!首の長い動物の名前はなあに!」
「えっみりん」
「きゃっは!みりんって首長いの?!うわあ、見事に引っかかってくれたねブンちゃん!笑える」
「はっ?おれ今なんて言った?」
「みりん」
「ぶっは!わー、やべえ恥ずい…。ほんとはキリンだよな?…てかおまえ、狙いはこれかよぃ!」
「ふふふー、ブンちゃんなら簡単に引っかかってくれると思って!仁王とか幸村くん、全然通用しないんだもん」
「…」
「…ブンちゃん?ごめんね、やりすぎたかも。ごめん」
「…いいよ、べつに」



これでもブンちゃんの彼女してるんです、わたし。


@ こんなかんじの会話文を書きたかったのです。なんだかすみません…。久々に書いたら楽しくなってきました。
120427