君は、整った綺麗な顔を少し歪ませながら、吐き捨てるように言った。


「好きか、嫌いかって聞かれたら、好きだよ。オトコノヒト」


好きだって言っているのに、君はとても悲しそうな顔をしていた。
その顔が妙に頭から離れなくって。
考えても、考えても行き着く答えは一つだけだった。
君を救いたい。

間違っているのは分かっている。
世間から外れているのも分かっている。
だけど、君の生きやすい世界にしたいから。
君を助けたいから。
僕は主張する。


「君を幸せにする!!」


僕らのおかしな恋愛シュプレヒコールを




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