コマ割りと構図、アングルなどの工夫
2012/05/25 03:14

コマの割り方については、これは個人で研究して自分なりの割り方を作っていくしかないのですが

1ページ内において幾つのコマに割るのが良いかという点で言えば、だいたい多くて6〜7程度が適当です。

これはプロの方の漫画を拝見していて発見したのですが、たとえ一際小さいコマが混じっていたとしてもそれ以上の数にはなっていませんでした。


これはこのサイトを立ち上げる前に描いた最後の作品からの一部です。
これ以降は投稿していませんが、コマ割りやアングル、人物の絵に対して好評価をいただきました。


ただ、賞には繋がらなかった残念な作品です(笑


よく指摘を受けやすいのが単調なコマ割りとアングル。

漫画全体のコマ割りに被りがあったりすると結構目立ちますし、アングルもバストアップの正面や横ばかりで大きさも同じだとつまらないです。

わざと同じアングルと大きさで描いて、表情だけで表現する方法もありますが、それも、一つのお話の中で有効なのは一度だけです。

*例えば、アングルを工夫したいと思っても、煽りや俯瞰が難しい場合。

ロングや顔のアップ、また背景だけのコマを作ったり、人物の大きさなどに差をつけるだけでも随分違うと思います。



ただ、何を理由にそういうアングルなのかは伝える必要があります。たとえばその人物の感情を表すためだったり、違う人物からの視線を意識したアングルだったりなど、それなりの表現で伝えなければなりません。



背景の描き方も、しっかり描いてみせるバージョンとワザとアバウトに描いてぼかして見せるバージョンを組み合わせるなどするのも手です。



色々なパターンが描けるようになってきたら、動きだけで表現したり台詞が全く無いページを作ったりという手法もあります。

読む側の人が考える隙を作るのも重要なのです。










†return†




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