ペン描きの際に気になることを少々
2012/06/26 02:51

美砂がつけペンでの作画でいつも苦労するのが、定規を使ったブレの無い線を描く時です。

「ブレの無い線」を描く作業といえば、背景を描く時が代表的です。

この際、定規は必要不可欠なのですが、描くべき物によって様々な形の定規が存在します。


漫画に於いて代表的な物と言えば


雲形定規。

これ一つでも大きさや形は多種あります。

美砂が使っているのは100円ショップで購入したものですが(笑)とても重宝しています。


また、必ず一本は必要な


直線定規。

美砂は、50センチ、30センチ、15センチの3本を所持していますが、ペン入れの時に使うのは、30センチと15センチの物だけです。

上の画像のように細かく目盛りが入っているものが便利です。


ご存じの方も多いとは思いますが、定規は、いつもの文房具として使う際とは逆さまの状態で紙の上に置いて使います。

つけペンによる漫画を描き始めの頃、美砂はコレを知らずにいたため、よく原稿を真っ黒にして半泣きになっていた事がありました(笑)

この方法は、原稿用紙とペン先の間に、定規の目盛り側の斜めにカットされた部分が隙間を作ってくれるので、インクや墨汁が垂れたり滲んだりするのを防ぐことができるのですが、それでも慎重に作業しないとうっかり原稿を汚してしまうことがあります。

垂れてしまったら大幅な修正が必要になりますし、定規そのものもそれを押さえていた自分の手も真っ黒になってしまうので、そうならないようにと、とても神経を使う作業です。

これは特にどうするのが良いという方法は、美砂の持つ情報の中には無いので、とにかく気を付けて作業するしかありません(笑

紙から定規を離す度に、ついてしまったインクを拭き取ることも、原稿を汚さないために大切な作業です。

背景を描く際は特に、描線が交差したりすることも多々ありますし、いちいちインクを引っ張ってしまわないよう、状態を確認しながらの作業になりますから、とても時間がかかります。

また、線を引いている最中に定規がズレて線が歪んでしまったりと、油断すると後が面倒なので、効率の良い手順で綺麗に描けるようお互い気をつけましょう(笑)










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