そのまま、広い胸元に抱き込まれて、上布団をかけられれば。眠気と雲雀さんの体温に負けて、文句も言えずに眠りへと落ちてしまった。明日、起きたら目の前に雲雀さんがいて焦るなんて知らずに。馬鹿だね、葉月。僕が君の事に気付かないはずがないのに。何年一緒にいたと思うの?何度同じ事で起こされたと思っているの?ねぇ。君が頼っていいのは過去も未来も僕だけだよ。幼いからって容赦したりしないから。君は、僕のモノだ。小さな事件(どんな馬鹿馬鹿しい問題でも)(君の事なら大事件だ) ←|TOP|→