そのまま、広い胸元に抱き込まれて、上布団をかけられれば。
眠気と雲雀さんの体温に負けて、文句も言えずに眠りへと落ちてしまった。


明日、起きたら目の前に雲雀さんがいて焦るなんて知らずに。















馬鹿だね、葉月。
僕が君の事に気付かないはずがないのに。


何年一緒にいたと思うの?
何度同じ事で起こされたと思っているの?


ねぇ。
君が頼っていいのは過去も未来も僕だけだよ。


幼いからって容赦したりしないから。


君は、僕のモノだ。





小さな事件
(どんな馬鹿馬鹿しい問題でも)
(君の事なら大事件だ)






TOP|→


×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -