「次の仕事、楽しみにしてるよ」


そう告げると、彼は何事もなかったかのように部屋を後にした。





葉月は知らない。
雲雀が彼女に対して、男の感情を感じていたことを。


雲雀も知らない。
彼が帰った後、リビングで綺麗に食べられた皿を見て、彼女が彼に少し好感を持ったことを。


二人の物語はまだ始まったばかりだから。





甘き報酬
(部下のご利用は計画的に)





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