「君は此処で報酬の出し方でも考えてなよ。仕事の邪魔は許さない」「いや、違っ」「当然、仕事をした部下にはそれなりの“ご褒美”をくれるんだろ、“ボス”」ペロリと首筋を舐められ、それにビクリと震えれば、彼はクスッという悪寒の走る笑いを残して、ドアを閉めて行った。パタンと閉じたドアに、逃げることを許さないと言われた気がした。お試しボス期間(テスターは危険な殺し屋の世界でした) ←|TOP|→