──君は知らないんだろうね。
同じクラスになったのも、クラスの学級委員長になったのも、担任から無責任な仕事を任されたのも。
全て僕の計らいなんてさ。


雲雀はクスリと笑うとリボーンに目もくれず、応接室の前で緊張のあまり未だノック出来ていないであろう少女の元へと足を進めた。
まだ、興味の対象物でしかない女の子がいる先へと。





Una porta del fato
(獣の檻へようこそ)





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