昨日と同じように窓から現れたリボーン君に驚く。
その表情は昨日と変わらず楽しそうな笑顔のまま。
「相変わらず鳥のままか。どうだ、ヒバリは」
意味深な言葉にドキリとする。
え、何で雲雀さん?
「おめえもツナと同じでお子様だな」
『リボーン君だって……』
その後は続かなかった。
だって、
ボンッと激しい音がして周りに煙りが立ち込めたから。
「ケホッ!もう、リボーン君だって同じでしょう?」
「オレは一流のヒットマンだぞ。おまえらと同じにするな」
「えっ、そんなのズル「何してるの、此処で」」
バッとドアに顔を向けると、そこには何故か不機嫌な雲雀さん。
……あれ、さっきまで微笑んでいて優しくて、え、何で?
何で私、睨まれてるんですか?
「ハヅキ、ハヅキ!」
気迫に負けて一歩下がると、トンと執務机に足がぶつかった。
足、が。
「あ、れ?私、元に……っや!」
後ろに振り返った瞬間、思い切り背中から執務机に倒れ込んでしまった。
というか、思い切り肩を押されたのだ。
誰なんて野暮な疑問。
雲雀さんしかいないから。