コツン、コツン、コツン。


「まあ、最悪ヒバリにでも飼ってもらえ。一羽も二羽も変わらねぇだろ」


『嘘だよね!?』


ニッ、と可愛らしく笑って、彼は私を元いた執務机の上に下ろすと、目にも留まらぬ速さで窓から出て行った。


──放置ー!?


リボーン君が出て行った直後、ガラリと音を立てて応接室のドアが開かれる。


反射的にそちらに振り返れば、そこにいたのはやはり──


「ワオ。君、何時二羽になったの?」


意外なボケを繰り出した雲雀さんだった。





何時元に戻れるの
(面倒な事になる前に)



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