あまりの魅力発言に私の脳内は新カップリングが小躍りし始めた。
流石委員長。
受けをさせたら誰にも負けない!
貴方のツンデレラに皆、キュンタヒですぅ!!
「葉月、帰ってきな」
ぐいっと襟首を捕まれた。
脳は一気に現実へ帰還だ。
「ただ今帰りました、委員長。今すぐツナヒバ如何ですか?」
「意味がわからないから。沢田、その件に関してはもうこの子がいるから断る」
はい?
何で沢田君、「すみませんでしたあぁぁ」って言って全力ダッシュしてるの?
「あ、沢田君、校則破ったからカミコロだ」
ぽつりと告げた私に、委員長はひどく嬉しそうに「そうだね」と微笑んだ。
いや、誰か説明プリーズ。(ヒバリさんのこと好きだって子に会ってほしかったけど)
黒ツナ登場
(あの女の先輩を見た時のヒバリさんは)
(怖い位、優しい笑顔だったな)