ゆっくりゆっくり、気の長くなりそうな動きに、次第に異変が起きてきた。
「あ、やぁ」
クチュリ、クチュリと啼き始める幼い花弁と。
少しずつ艶を含むハヅキの甘い声。
指でイかせた時と同じ反応に、セバスチャンは口角を上げた。
「良くなってきましたね」
疑問ではなく、断定の言葉にハヅキは顔を赤く染める。
「可愛いですよ、ハヅキ。さあ、もっと啼いてください」
照れて恥ずかしがっていることに気付いたセバスチャンは、ハヅキの手を優しく自身の首に回すよう指示すると。
今度は打って変わって激しく中を突き上げ始めた。
「あっ!?……やあっ!!」
クチュッ、チュプッと厭らしく鳴る音が二人の耳にまで届く。
快楽に溶け始める幼い花弁は、いつの間にかセバスチャンの欲を更に煽るように、しっかりと吸い付いていた。
「あんッ……!?そこッ」
「えぇ、大丈夫。ココ、ですね?」
一瞬、強く反応したのを見逃さず、すぐにソコを。
“イイトコロ”を突き上げだす。
まさに“悪魔の所業”だ。