んー。
ボクの目の前を何回も行ったり来たり。
短い足で走ってるオンナノコ。
イッシュから来たハヅキ。
じっと見ててもだけど、ぜんっぜん良さがワカンナイ。
cute?pretty?beauty?どれもぜーんぶチガウ!
インゴ、なんでハヅキ気に入ってるんだろ?
「……暇なら手伝ってくださいよ。Please help me.」
「No thank you!ボクのシゴト終わってるもん!」
「くそぅ」
ボクがスキなの、ムスッとした顔くらいかな。
イジメたくなるの。
ギュッと後ろから抱き着いてみた。
ちっちゃい。
cuteとは違ってなんかこう…………girl。
ladyじゃない。
「ネー、ネー、ハヅキはbreastもwaistもhipsもナイよねー」
「ギャー、セクハラ!Sexual harassment!!」
どこ触ってもぺったんこ。
ボクの知ってるオンナノコって、もっとぷにぷにしてて、きゅってしてて、sexy。
そう、sexy!
もっとこう、ムラムラするはず。
「……ハヅキ、ムラムラしない」
「はあぁ!?」
頭いっこ半は違う身長。
こっち見上げたハヅキは顔真っ赤で、
真っ赤で、
……真っ赤で、