結局、社宅近くで降ろされても、意味が分からず不思議で。
後日、もう一人のサブウェイボス、エメットさんに聞いてみたところ、


「え、なにそれ。ハヅキ、インゴのこと誘ったの?」


「え?私は“ここで降ろして”って、」


「アッハー、違うよ、それ!それなら“Please let me off here.”それじゃあ“私を性的に興奮させてください”って意味!」


「ッ!?」


「おや、ハヅキ」


最悪の状況で登場したインゴボスに、私は多分真っ赤で困惑した顔をしていたのだろう。
肉食獣みたいな怖い目で、するりと腰に手を回され顎を掴まれると。


「今夜も車で待っております」


と言われた。
間違いなく流暢な日本語で。


海外勤務、もう無理かもしれません。
ノボリボス、今直ぐ帰国命令をお願いします。







英会話はじめました
(もう英語なんて嫌いっ)

参考資料:日本人のちょっとヘンな英語





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