「貴方と踊って良いのは私だけよね?」


そう、不敵な笑顔で告げると。


躊躇うことなくヨザックの手を離し、遠く、笑いながら壁に立っていたコンラートの元へ行ってしまった。


ちらりとこちらに彼女が振り向けば「お仕事やりなさいよ」と口パクで言われ。
ヨザックは思わず苦笑するのと同時に。
手に残った葉月の残り香が堪らなく恋しくなった。






気違いラブロマンス
(男のお姫様と)
(女の王子様の)

お題拝借:SNSサイト より




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