※駄文すぎ。終わり方中途半端。
「ねぇ、名無しさん。なんで貴方みたいなブスが、和也さんと付き合ってるの?」
『えっ?』
「そーよ。どうせ、和也のお金が欲しいだけの売女の癖に」
私は仕事が終わりに家に帰ろうと帰路を歩いてると、綺麗な服やアクセサリー、盛った髪をした女の人三人組に囲まれた。
『なんの事でしょうか?』
「しらばっくれんなよ!ブス!」
「あんたが和也さんと付き合ってるせいで、店に全然来なくなったのよ!」
『私、和也と付き合ってなんかないけど?』
「嘘つくなよ!」
なんなんだ。この三人組は?
人に声かけるとブスだと連呼し、私が和也と付き合ってないと否定しても嘘つきだなんだと罵倒するし。
凄い姦しい人たちだ。
『私は和也とは、大切な旧友です。それで、休みの日に遊びに行ったりご飯を食べにいく仲なんですけど?』
「どーする?こいつマジでしらばっくれ気だよお」
「ちょームカつく。」
「ボコッちゃおっか?」
『は?ボコる?』
そろそろ帰ろうかと思った矢先、私の前頭部に衝撃が生じた。衝動によって倒れた私は、冷たい地面に手が付き殴られたんだなと理解した。
「死ねっ、ばーか!」
「和也と別れろよ!」
体制が崩れた私に、容赦無く蹴りを入れてきた。不運にもハイヒールがミゾに当たり息ができなくなった。
そのおかげで助けが呼べず、この人たちのやりたいほうだいだ。
「なあお前らナニしてんの?」
何処かで聞いた事がある声が聞こえた。彼女たちの暴行も止まる。
「あっ、その・・・」
「ね、ねぇ。」
私は痛む体を起こす。口が切れているからか、血の味がして顔をしかめた。
『か、和也?』
そう私が言うと、彼の笑い声が夜の歩道に響いた。
「カカカッ!名無し、傷だらけじゃん!」
「か、和也くん、久しぶり。」
茶髪で盛った髪の女が言う
「ん?なんでお前らがいるの?」
和也が尋ねる。
「この女が、私達に酷い事いったの!売女とかブスとか」
「そうなの!それで私たち、ひっ・・ぐす・」
私は平気で嘘をついて和也に泣きつく彼女たちに唖然した。
「へぇ!じゃあなんでお前らは、名無しの家の近くにいるわけ?」
「そ、それは・・・」
「正直に言えよ?」
さっきまで和也の陽気な雰囲気が変わった。口元は笑みを浮かべるが、目は笑ってない。
「ご、ごめんなさい!」
「早くここから出ていけよ?」
「でも、和也さんッ!」
「出ろ。」
有無を言わせない和也に、圧倒されたのか女三人組はそそくさと去って行った。
『和也、いつから見てたの?』
「お前が、あいつらに囲まれてる時から」
『ならもっと早く助けてよ!殴られ損じゃん。』
「カッカッカッ!ダイジョビ。ダイジョビ。俺が手当てしてやるから」
『体は痛いし、お腹は空くし。本当最悪。あの女の人達も。外見はそりゃ綺麗だけども・・・』
「あいつらは、外見を着飾る事しか能がないアホばっかだよ。そんな事より、車に乗れよ。手当てしてやる」
『んー。ご飯も一緒に食べにいく事も追加でお願いします。』
「わかってるよ。何が食べたい?」
『らーめん!』
「了解。」
その後、私と和也は車にのりラーメン屋さんに向かった。