memo



▽102




パラレル書いてるこの心境が、まさに真っ裸で草原を全力疾走してるってやつです。多分明日とか凄まじく後悔するんだろうけど、明日のことは明日考える。






>100の設定パラレル。
>しろたつ



藤本獅郎は思い返す。ああ。確かに、俺の人生は碌なものではなかったと。記憶の大半は血と硝煙、戦場を駆け回り悪魔を屠る、それで。救えたものもあれば、救えなかったものもある。後悔を、何度したかわからない。絶望に、何度叫んだかわからない。それでも。(それでも、おれ、は)藤本はそっと、重い目蓋を開ける。開けたはいいが、視界は霞み、ものの輪郭もあやふやだ。けれど、ぼたぼたと頬に落ちる涙と、か細い嗚咽に、誰がそこにいるかはたとえ目が見えなくたって、藤本にはわかる。
「たつま」
倶利伽羅としてではなく、人として、達磨は藤本の傍にいた。呼ぶ声に、意味を持たない、しゃくりあげる声が返ってくる。ほんとに、どうしようもない泣き虫め。軽口を言いながら、いつものようにでこを叩いてやろうと、手を伸ばそうとして、ああ、動かないんだっけと思い出す。泣くなよ。泣かないでくれよ、頼むから。
「しあわせだった」
だって、お前と出会えたんだから。






私は何度同じような話を書くのか。






八百造と蟒は、達磨のためなら世界を変えちゃう系男子。





>100のパラレル設定。
>燐と藤本と達磨。


「だーめ」
そう言って、燐の手からいとも簡単に取り上げられた倶利伽羅、もとい、達磨。「ケチ」「おう、ケチで結構」本物の刀なんて見たこともない、しかも降魔剣なんていう、大層な称号までついているのだから、男としては好奇心が沸かないはずがなく。一応達磨の許可は取ったのだし、一度じっくり見てみたかった、ただ、それだけなのに。(かっこわりいし大人げねえ)(目、笑ってねえし)そんなに大事なら、風呂や寝床にも持ってけってんだ。
「あ、それいいな」
「冗談で言ったんだよくそ親父」





2011/10/23 15:58


▽101


推奨ルート順は勝呂なら廉造→燐、達磨なら八百造(蟒)→藤本。だいたい志摩家√で明陀(というか勝呂家)関連が謎が明らかに、奥村家√は虚無界関連の詳細がわかるシナリオなんで物語的には勝呂家を理解してからの方が全体的にわかりやすい。






大/暮先生がなんかのあとがきで「(読者からしたら)俺は真っ裸で草原を一人つっ走ってるって感じだろうなあ」みたいなこと言っていたけれど、うん、このサイトもそんな感じ。






聖兄の、とある本屋の紹介で「これをきっかけに聖書読み始めました☆」っていう一言が書かれてて、先輩が「絶対嘘!」と笑っていたけど、この世界じゃ元ネタチェックとかする人はするし、私もそういうの調べる派だから……嘘じゃないんだよ…うん…と乾いた笑いしか返せなかった。






2011/10/23 11:57


▽100



題名とか件名を考えるのが苦手なので数字表記なんですが、それもとうとう三桁に。なんだか感慨深いなあ。今も昔もたいして成長してないところがとても私らしいです。せめて誤字脱字はなくせよ自分。






勝呂家がくりから(刀)になって奥村家に使役される十四歳病系なノリのパラレル設定のエ/ロゲがやりたい。グランドルートはしろたつと燐勝の奥村家ルートなんだけど、しますぐ(僧正家)ルートもあるよ!ちなみにルートに入るのが難しいけど三輪家ルートもある。猫すぐって私実は凄く好きなんだ…。







つまりどういうことなんだってばよ、となったのでちょっと考えた。



優秀な弟、雪男が有名高校への進学を決めたのとは違い、高校進学もできず就職もできず、漠然と日々を過ごす不良少年、奥村燐。ある日、いつもと同じように買った喧嘩で、燐は思いがけず隠された自分の出生を知る。実在する悪魔、青焔魔の落胤、虚無界、祓魔師、そして養父である藤本獅郎から渡された降魔剣―倶利伽羅。何の変哲もない日常が一変、悪魔と人間との戦争の中心へ放り出された燐。弟の日常と、自分自身の運命のため、今、燐の戦いが始まる――!!






おはよう。柔らかな声色と、独特のイントネーション。どちらも、燐の朝には馴染みがない。恐る恐る目を開く。そして。「ええ、と、」思わずぱちぱちと瞬きする。(だれ、このひと)そこには、年齢の割に屈託のない、無邪気な笑顔を浮かべ自分を見下ろすおっさんが、いて。「あ、起きた」目が合う。すると、一層ふんわりとした優しい微笑みを向けられてしまい、なんとなく、背中がむず痒くなる。そんな風に暖かい視線には、慣れてないのだ。早う早う、ご飯冷めるえ、と急かされ慌てて布団から出る。おっさんと二人、台所へと向かう。自分より前を、なんの躊躇もなく歩く不審人物。道すがら、藤本くーん!燐くん起きたでー!藤本くーん!と自分の養父の名前を呼ぶのだが、その声が、本当に優しくて、愛情に溢れてて。胸の不審感が勝手にそがれてゆく。悪いやつじゃないんだろーな。燐がそうほだされていると。
「達磨、うるせえ」






藤本の手に収まった、ひとふりの刀。煌びやかな装飾はない、けれども、視界に入れる、ただそれだけでも、その漂う風格に圧倒される。降魔剣―倶利伽羅。そう、聞いていた。刀だ。紛れもない。刀だった。燐は何度も危機を倶利伽羅に助けられ、それが悪魔を切る場面を見、実際、触ったこともさえもある。あれは刀だ。
「たつま」
零れる言葉に、答える声はない。さっきまで自分の隣に立っていた、達磨がいない。達磨は。
「わりいな、燐」
こいつ、俺のなんだ。






別に燐達じゃないです。
シチュエーションは迷子です。思いのまま書いたらすごいことになった。






>燐/主人公1
正義感が空回り、怪力と粗雑さばかりが目立つため幼い頃から喧嘩が絶えず、悪魔と呼ばれるようになった不良少年。本当に悪魔。ある日自分の出生を知ったことを皮切りに、非日常へと足を踏み入れる。


>藤本/主人公2
燐、雪男の養父。神父で祓魔師。不真面目な真面目。過去や素性は謎につつまれており、燐や雪男ですら確かな事は多くない。対悪魔用武器、降魔剣倶利伽羅の現保有者。


>達磨
坊主。しかし教会に住む。どうしようもないお人好しで、押しきりに弱い。
正体は明陀宗座主血統、勝呂達磨であり、明陀宗の本尊である倶利伽羅そのもの。


>倶利伽羅
降魔剣。対悪魔用武器としては最高峰に座す。勝呂家を媒介と現存している。


>勝呂家
明陀宗座主血統。倶利伽羅の媒介のため、倶利伽羅(剣)に姿を変えることができる。



、てとこで正気に戻った。
あぶね。いや、もう多分手遅れだけど。




2011/10/22 15:33


▽99


親世代のしますぐは、基本的に叶わない、報われない、届かない、が前提なうえに、拗らせた初恋と歪んだ忠誠心で世間的にはバッドエンド。この僧正家×勝呂家の、負のスパイラルから完全に抜けだせるのは、私のなかでは柔造でも、金造でもなくて、志摩なわけですよしーま!しーま!

おお、やっと(私の脳内の)しますぐに幸せフラグきたぁああああああああ!!





専業/主婦/探偵みてます。
原作しりませんが探偵とせりちゃんがくっついてふみくんざまあな展開になったらDVD買う。





なんというか、親世代はそれでいいのかと思いつつも不憫慣れして幸せと距離をとりたがるプロのドMたちなんで大丈夫です。




2011/10/21 23:13


▽98


たった一度の人生なんだから、誰かが幸せにするんじゃなくて俺が幸せにするんだって、ふっきれる前向き志摩くんはどこにいますか。






燐「ずっとずっと、お前が守りたかったんだろ!俺でも、お前の兄弟でも、明陀の誰かでもなくて、お前が!誰かに任せるんじゃなくて、誰でもないお前自身が!漫画みたいに、映画みたいに、命を賭けて勝呂を守りたかったんだろ!他の誰よりも、勝呂のそばにいたいんだろ?!だったら、家がどうとか実力がどうとかぐだぐだ考えて、わかったふりして、誤魔化して、ひとりで勝手に絶望して、諦めてんじゃねえよ!お前の勝呂だろうが!」「いい加減さっさと始めやがれ、志摩ァ!」


とあるの上/条さんの説教がベースですが原型がなくなった。


まあつまりそういうことです。しますぐっていう、ね!





2011/10/20 23:48


▽97


幼少京都組と幼少奥村兄弟でまる/もりダンス、か、藤本と勝呂と達磨でカーニ/バルファン/タズムのダンス。

想像したらくそ可愛かった。




むしろ青祓全員でカー/ニバルを踊ってほしい。可愛いなあ。



「藤本、何してるんですか」
「んー?ああ、なんだメフィストか。何してるって…なんか暇だから携帯の目覚ましアラームの曲変えてるんだよ」
「そうですか」
「おう」
「……………」
「……………」
「その携帯」
「うん?」
「なんだかすごく見覚えがあるんですけど」
「へー」
「私の携帯にそっくりで」
「ふーん」
「私もついさっき携帯無くしたんですよ」
「ほー」
「っていうかあなた携帯持ってましたか」
「持ってねえ」
「…その携帯どうしたんですか」
「ああ、拾った」
「拾った、と」
「三十分ぐらい前か?お前とすれ違った時に(服のポケットから)拾った」
「!!やっぱり!!この外道神父!!悪魔!!鬼!!愛してる!!」
「ごちゃごちゃうるせえなあ…、はい、じゃあ返す」
「じゃあってあなた、じゃあって」
「とりあえず、お前が毎日爽やかに起きれるように目覚ましアラーム讃美歌にしといたからな!」
「そんな親切いりません!」






2011/10/19 21:32


▽96


メフィ藤において、メフィストが、これから藤本のいない幾星霜をどう生きるのかってとこに凄まじくもえが滾る。何も残らなかった恋愛をずっと抱えていきるって、せつない。

メフィストがどんどん健気に、そして多方面に乙女化していくのと比例して、藤本の自由人っぷりが、こう、外道傾向に(笑)





メフィストがぐだぐだ文句言いながら寂れかけたやっすいラーメン屋で藤本と肩をひっつけながら昼食食べてたらもえる。


「もちろんお前の奢りだろうな、名誉騎士」
「…………嫌ですよ、三百八十円ぐらい自分で払ってください」
「そう言うなって、な?今月ピンチなんだよ。メフィスト、頼む、一生のお願いだ、この通り!」
「そういって一昨日も私からハンバーグ定食を巻き上げたのは誰ですかこの悪魔」





2011/10/18 23:19


▽95


金勝。


「坊ー、なに見てはるんですか」
「ん、なんや犬がレースするんやって」
「ドッグレースですか?」
「よおわからんけど障害物とかあんねん、ほら、トンネルとか、平均台とか」
「ほんまや」
「あんなん渡れるもんなんやなあ、すごいわあ」
「お、俺だってあんぐらいできますから!あいつらには負けんですよ!」
「お前は自分をなんと思っとんねん」





2011/10/17 22:07


▽94


腐っている友人(他ジャンル)に思いの丈をつらつらと述べていたら「その勝呂家ってのがふっきれて総攻めになれば全部丸っと収まるんじゃね」と言われ、しますぐとか八百達とかメフィ藤とかを語ってたのに「私勝呂家攻めの藤メフィでいくわ!」と爽やかに宣言してネットに潜っていかれた、午前四時。





なんか漠然としたもやもやがあるんでとりあえずfate/zero全巻買ってくる。





現代の親世代のメンタルが鋼すぎる。そりゃ門徒の一件や青い夜、それ以降の迫害だとか経験すれば強くもなるわな…ってこう、感慨深い気持ちになってたのにいざ何か書こうとすると達磨に「ばか」って罵られ?て「ありがとうございます!」って笑顔ではあはあできる僧正家しか思い付かない。





藤本と八百造。


「ちょっと聞きたいんだけど」
「なんや」
「お前さ、達磨のどこが好きなの?」
「………………………」
「………………………」
「……………………ええと、あの、八百造くん?」
「……貴様、まさか今日は帰らんつもりか」
「そんなに語る気?!」



蟒さんだと「もったいなのうて言えませんなあ(訳:達磨さまの可愛いとこは俺だけが知ってればいいんだよ)」とかわされます。





2011/10/16 09:07


▽93


しますぐ早く結婚しろ。



メフィ藤?ああ、あいつらもう結婚してるから。



八百造は早くふっきれてください。



殴る時の音がぽかぽかなのは達磨しかいないよな(勝呂、藤本→ドカバキ)。「八百造のあほぉ」ってぽかぽか殴る達磨(涙目)…………あれ、それってご褒美じゃね。至福の時間じゃね?




「八百造のばか、あほ、すっとこどっこい」
「…すんません」
「そうやって全部隠して、自分だけ傷ついて、何もなかったみたいに笑って」
「………達磨さま」
「お前のそういうとこ、ほんまに、好かん」
「…………」
「嫌いや」
「……………はは、そう言わんでくださいよ。あなたに嫌われたら、それこそ死んでしまう」






2011/10/15 14:40


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