はじめまして、お久し振りです、こんにちは。柚子子です。
 そんなわけでシャディク長編でした。サイトをちょこちょこご覧いただいている方にとっては、乙女ゲームの夢小説の次は脈絡なくガンダムかよ、という感じの更新なんですが、どうしても書かずにはいられなくて……夏。

 以下『水星の魔女』および今回更新した夢小説にかんするネタバレがあります





 水星の魔女一期の感想が「苦しませるくらいなら殺して退場させてやってくれ」だったんですが、二期最終話まで見た感想は「よく生きた。ありがとう」でした。本当にありがとう。シャディクもね、憑き物が落ちたような顔してましたからね。よかったね……。 悲しい気持ちになりたくないので、パブサなど一切せず、シャディクのオタクたちと内輪でよしよししあっていただけで、世論などはいっさい存じませんが、最後シャディクが笑ってミオリネに見送られることができてよかったと思います。
 それはそれとして、本編のシャディクがあまりに他人のために生き、自分の人生を消費させられてる〜……という感じだったので、誰か一人くらいまじでシャディクのために生きてもよくない!? という思いで、夢小説を書きました。
 書き始めこそシャディクをただただ赦したいという気持ちだったんですが、書いてるうちにシャディクって別に赦しとか求めてないよな、むしろ正当に罰されることを望んでいるよな、と思うようになり、最終的にはだからこそ暴力的な赦しを与えよう! に舵を切りました。た、楽しかった〜! シャディクのすべてを肯定したいですよね。それを既存のキャラに求めることはできないから、せめて夢小説ではそういうことをしたいですね。

 今回もすごく楽しく書きました。楽しく読んでいただけたら嬉しいです。
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