Clap





「うれしずお」

艶やかな黒い椅子に座り、くるくると回りながら言う臨也

「…は?」

ソファに腰掛けながら弟の載っている雑誌から顔をあげて臨也を見やる。

「おいしずお」

「…んだそれ」

「シズちゃん遊びぃー」

「人の名前で遊ぶな」

不愉快だと呟き、再び雑誌に視線を戻す。静雄が雑誌と向き合ったのを見て、くるくると回りながら厭らしく笑んだ。


「いやらしずお」

「殺す」

ダンッと荒々しく音を立てて立ち上がり、読んでいた雑誌を折れないよう机に投げ捨てた。そんな静雄の様子をケタケタと笑いながらもなお回る。

「キャーおそろしずおー!」

「殺す殺す殺す殺す」

大股で乱暴な足音を立てながら椅子に座りくるくると回る臨也の椅子の前までくると右腕を顔の横まで上げた。

「死ね」

正面を向いた時に狙いを定め、拳が椅子に突き刺り貫通する。

「テメッ」

臨也は瞬時に体を下へとずらしており、その顔は未だ厭らしい笑みを張り付けている。

「避けんじゃ」

「あいしずお?」

「、あ」

下から上目がちに言われ、静雄は椅子に手を突っ込んだ体勢のまま言われた内容を考える。

「…」

「はずかしずお?」

手を椅子から抜き、しゅるしゅるとしゃがみこんで俯いてしまった静雄に臨也は楽しそうに見つめた。

「…ふ、普通に言えよ」

「あはは!」

愉快そうに笑うと、髪から覗く赤く染まった耳を見つめながら、椅子の上から伝える。




「愛してるよ?シズちゃん」



「…知ってる」

自然と口角が上がり少し熱くなった顔を感じ、堪らずくぐもった返事を送る静雄の旋毛に優しくキスをした。






でへへへしずお遊びでしたブログから引っ張ってきました使い回しですみませんひいひい

もっかいぱちぱちするといざやで遊べます何だか厭らしいはあはあ
それにしてもバカップルである。

感想などご自由にどうぞ!
馬小屋が全裸で参りますお好みならば白靴下履いて参ります蝶ネクタイは標準装備はあはあ







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