りん 3 【狂愛】





「オ……サム、ちゃん?」

あぁ、どうして俺はこんなにも
狂ってしまったんだろう

可愛らしい笑顔は消え、怯えている
そんな表情にすら欲情する

「りん……」

俺が触れようとするとりんはビクッと震えた

あぁ、俺が怖いんやな。


「ちが…っオサムちゃんごめっ…」

絶望的な顔でもしてしまったのか…
りんが俺の顔を見てハッとして謝る

抱きしめようと伸ばした手が
首を絞める

「ぁ…っ…」

喘ぎ声を抑えたときのような声

涙目で訴える表情


あぁ、りんが

俺の手の中にいる




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