![]() 「やー、わんぬくとぅが怖こーねーんよーやー?」 「え?」 伝わってると思ってたのに。 届いてなかった。 「……っ」 「和柚……?やー、泣いちょるぬみ?」 泣くな私。友達以上だと思ってたのは私だけ ここで泣いたら知念くんに迷惑だから でも、涙はボロボロ溢れてきて 「わ、わっさん、和柚。わんわぬーかたまらんくとぅをあびったようやいびーんね?」 「ちがう、よ。知念くん……私が勝手に…」 浮かれてただけ。その言葉を思い浮かべただけでまた涙が…… 「和柚やうんぐとーる勝手なやつあんにびんやー。じゅんにわっさん…、いなぐでわんを怖がらねーらんやつなんて和柚くらいやっさ。和柚もじゅんにや、まぶやぁぬでやねーらんかとうむって」 「そんなわけない!知念くんはすっごく優しいよ!」 泣きながら否定したら知念くんはすごく嬉しそうな笑顔で頭を撫でてくれた もう少しだけ、知念くんを好きでいさせてください。 |