鈴木 2





厳しくて優しくて強い彼

みんなそれを当たり前だと思ってる


別格とか特別って言葉で彼と別の舞台にたちたがる

負けたときの言い訳を探してる。


彼は、負けない

そんなの、幸村くんがさみしいじゃない?


だから私は、



「真田のばーーーーーーーか!!!」
「廊下は走るな!!!!鈴木!!!!!」
「ふふ、鈴木元気だね」
「幸村くん!ちょうど良かった!セーラームーン同好会でね!」
「交流委員会だろうたわけ!!!」
「今から氷帝に行くの!!!一緒にどう?」
「え、俺が?」
「うん!!!!テニスは出来るかわかんないけど!!
 幸村くんの負けたとこ見たい!!!」
「鈴木!!幸村が負けるなどありえん!!!!」
「だって!!!見たことないもん!!!!」
「ふふ、鈴木は面白いね」
「でっしょ〜」




だから私は、そばいる。

負けたとき、誰よりも近くにいて


そして私は満面の笑顔で言うんだ

「頑張ったね!!!幸村くん!!!かっこよかった!」



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