夢から覚めて
2015/04/06 03:51


「家族でも血の繋がりのないお前は他人だよ」

昔、家族だと思ってた人に、そう言われたことがある。
色々省くがとりあえずその一言がショックで悲しくて悔しくて虚しくていまだに忘れることが出来ないトラウマです。

だけど、その人の妹。私と血の繋がらない、私にとってはもう一人の家族になるその人に、私がわがままを言っていう事を聞かなかった時、その人から頬を叩かれたことがある。
いつも私の母に遠慮して喧嘩しても私に手を上げることも無かったのに、その人に初めて叱られ手を引かれ家に連れてかれたのだが、その時その人に怒られたことが嬉しかったのも忘れられない。

血の繋がりが何であれ、それがきっかけになろうと、言葉で終わる家族もあれば、痛みで始まる家族もあると思う。
ありがたいことに私は、その両方を知っている。

嫌なトラウマの夢にこんな時間に起きて今から二度寝するところだけど。今は幸福感に満ちてもう一度眠れそうです。うん、私は幸せだ。

数時間後にまた起きて仕事行くことさえ、考えなければ…




prev | next


「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -