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『尋問中』
松永に城の警護という名の見張りを任されている最中の風魔は、手鞠による暇つぶしの格好の餌食になる。
「風魔は報酬のお金何に使うの?」
「……」
「だって遊ばないでしょ。」
「……」
「ためてる?」
「…、…」
「じゃあ食べてる?」
「…、…」
背中から巨大なクナイや手裏剣を一瞬で取り出した。
「あー、武器。」
「……」
「と?」
「…、…」
「とー?」
「……」
どろん
「と消えないように見様見真似で結界を張ってみました。」
「……!」
「とー?」
(何やら楽しそうだな…)
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