ここはヴァリアー! | ナノ







スクアーロとルッスーリアとマーモンとレヴィとトランプをしていました。
モスカとベルは任務です。
ボスは私の隣でずっとマフィア新聞を読んでいます。













まさかのステリー











んー今日も平和ですなあ。
私達こんな平和なのに人々の平穏を壊す仕事してるんだよね。


いーもん、気にしないもん。



「次名無しの番よ」

「あ、上がりー」

「ゔお゙ぉい…またお前が大富豪かよぉ…」

「革命起こすの楽しいです」

「あ、僕も上がりだ」

「お前らずっと大富豪と富豪独占しやがって…」

「レヴィもう5回連続で大貧民じゃん」

「なっ…俺はこれから…」

「あら、私上がりだわ」

「俺もだぁ」

「…………」

「……これから、何?」

「これからも俺は大貧民路線のつき進むってさ」

「なるほど流石マーモン。レヴィはそれが言いたかったんだね」

「…違ぇよう(小声)」


「でも地味に順位変動しないわね」

「変わってるの俺とルッスーリアくらいじゃねぇかぁ」

「あーそっか。じゃあ私一回抜けて…」






―ギシッ






トランプを集めようとしたとき、座っていたソファーの背もたれが軋んだ。

誰かが乗り掛かった証拠だ。



「あらベルちゃん、おかえりなさい。」



ルッスーリアが私の後ろを見ながら言ったから、ベルなんだって予想がついた。

振り返ってみるとティアラに金髪、やっぱりベル。



「にしし♪
ただいま名無し」



……?

…何か、違和感。



「おかえり、ベ…」








ちゅ―。






「「「「「!!!」」」」」










…へ?



「ベッベベベベベベベルぅ!?」

「う、ウソん!
ウソでしょ!!?」

「…信じられない」



あら。

もしかして私。



ちゅーされてる?



そう気づいた時にはもうボスに引き剥がされていた。



「なっなななななぁ!?
何やってんだぁ!?」



スクアーロ動揺しすぎ。



「キャ――――!
私名無しの初ちゅうはボスに賭けてたのに!」

「…俺もだ」


ボス自分で思ってたん?



「にしし♪
もっかいする?名無し」

「…てめぇベル。
今自分で何やったか分かってんのか。」



私の頭を押さえてボスがすごんでる。
出ましたね過保護ボス。



「ん?ったり前じゃん。
名無しとちゅー」




…あ、あの…もしかしてなんだけど…






「…ベルじゃない、よね…?」

「何言ってんの名無し。
俺ベルだよ。」


「何やってんのクソ兄貴」


「「「「「!」」」」」



 



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