ピカッ ゴロゴロゴロ…
「ゔお゙ぉい!何だこれぇ!」
「ししっスクアーロ馬鹿じゃね?雨も分かんねーの」
「それぐらい分かってるっつうのぉ!」
「量のことでしょ、もうこれ嵐だよね」
「だー!!レヴィその背中の傘貸して!」
「良いがパラボラだからかなりの確率で雷が落ちるぞ」
「使えねー!」
仮装大会inヴァリアー今日はほとんどの幹部が任務だったから、終わる時間が近いのを一人ずつヘリで拾って帰って来た。
ヴァリアー本部の入り口までヘリで来たのは良かったんだけど、その瞬間にこの雨。
ちくしょー何で入り口から本部までこんなに遠いんだ成金部隊め!
「うまく走れねえ…!」
「スクアーロ髪!髪重そう!」
「情けないね雨くらいで」
「私のコートの中に入ってるマーモンが言えることじゃないよね!」
走った勢いのまま全員で玄関の扉に飛び込んだ。
「早く閉めなきゃ雨入る!」
バタンッ!
「俺まだ入ってないぞ!」
あ、レヴィ閉め出された。「やべ、王子すげーファインプレーした」
「ああ閉めたのベルなんだ。僕としては良いよこのままで」
「寒いしなぁ」
レヴィについては皆の意見が一緒だよね。
良かったねレヴィ、あんたはこんなところで良い関係を生んでるよ。
「おい開けろ!寒い!」
「レヴィ背中に傘あるっしょ」
「うしし♪雷落ちたら焼けてあったかくなれんじゃね?」
「今以上に黒くなれるしね」
「=死ねだろそれ!」結局ボスが帰ってきたときに閉めきってたら銃で破壊されるから開けてやった。
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