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※学パロ

緑+響


「グリーンさんとレッドさんって幼なじみなんですよね?」

「おー、そうだぞー」

「だったら今はお二人付き合ってますけど、それより前に付き合ってた人いないんですか?」

「俺は一応いたけどレッドはどうなんだろな、あいつと一時連絡取らなかったときあったしわかんねぇよ」

「え、そうなんですか!?」

「おう」

「ちなみに連絡取らなかった理由は?」

「何期待してるのか知らねぇけど普通にあいつが引っ越したからだ」

「えー、本当に普通ですね」

「当たり前だろ、ったく、くだらねぇこと考えてねえで手動かせ!」

「えぇー、でももうすぐ終わりそうですしお話ぐらいさせてくださいよぉ」

「早く終わるに越したことねぇだろ、ほら早くやれ!」

「はぁーい…」

「…、これ終わったらコンビニで何か奢ってやるからよ」

「!、さっさと終わらせます!」

「現金な奴だな…」

「ほらほら!グリーンさんこそ手止まってますよ!早く終わらせちゃってください!」

「ばーか、俺はもう終わったんだよ」

「え!?あの量を一人でですか!?」

「おー」

「はぁ…やっぱこの人天才じゃねえの」

「お前も後少しだろ、さっさと終わらせてあいつ拾って帰るぞ」

「ん?あいつって誰のことですか?」

「誰って、レッドに決まってんだろ」

「え、一緒に、帰るんですか、?」

「そうだぞ」

「……。やっぱグリーンさん先帰ってください」

「はぁ?急に何言ってんだ」

「ほら!レッドさん待ってるんでしょ!」

「…よくわかんねぇけど、本当に帰っていいのか?」

「はい!」

「はぁ…、んじゃ鍵頼むな」

「はい!お疲れさまでした!」

「…………、はぁ、あの人が一緒じゃ意味無いもんね」


――――

頑張れヒビキ!


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