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どうもです。宣言通りここに上がってこれてほっとしております。本当ここで呟いたりとか生存してますよてきなこととか何もしてないのにサイトにきてくださってる方がいらっしゃるようで本当うれしいです。ありがとうございます。
じゃあ解説っぽい何かとか、クリスマス隊長さんについて長く語ろうと思うので何でもいいよって方はどうぞ。
今回の話は、クリスマスだけどクリスマスじゃないお話でした。26日の朝的な。日本だとイブを重視する傾向っぽいんですけどいいよね。で、管理人はちゃんと前夜もいろいろ考えてたんですね。夢主と隊長さんが今年はどんな風にクリスマス過ごそうかって相談するところから始まって、今年は隊長さんが仕事普通に早く終わるよってなってて、スペシャルなケーキお店でつくってくるからってなってて、じゃあ家でまったりクリスマスしようかってなるの。で、隊長さんが晩ご飯何にしようって黙々と考えてたら、夢主も気持ちはうれしいけど隊長さんつかれてるだろうな、仕事ある日だからやすませてあげたいな、私休みだから…ようし!って感じで私がごはんつくって待ってますよってなるの!もう!そしたらさあ!そうなの!ただいまおかえりできるじゃない!めちゃくちゃすき!管理人本当ストライクなの!ちなみに夢主はもう合鍵もらってるよ!で当日!隊長さんのためにごはん!気合い入りまくる!これでいいかな、おいしいっていってもらえるかな、たくさんたべてほしいな。あああ!もう!たまらん!こういうの本当だめだよね!管理人が!で!隊長さん帰ってくる!だたいま。おかえ…あ、ってなる!夢主ちょっと照れる!隊長さんきゅーん!!!みたいな!!幸せかよ!幸せしかないクリスマス過ごしました!からの今回の話なんですね!そうなんです!前振りが長い!今回の内容については特に言うことがないの!もう幸せしかないから!隊長さん幸せしすぎてて管理人天に召されそうだから!!じゃあクリスマス隊長さんについて語ろうと思ったけどせっかくだからさっき解説した25日の話をここでばーっと書きます!夢主の名前でてもいいよ!雑くてもいいよ!なんでもいいよってかたはどうぞ!

過去最高にがんばったんじゃないかと思う晩ご飯づくりを終え、ふうと一息ついた。コーンスープと彩り野菜のサラダ、それにとびきり気持ちを詰め込んだハンバーグ。冷蔵庫からポテトサラダも出しておかなくちゃ。炊飯器には十分のごはんが炊いてあるから、おかわりしたって足りるはず。もしものときのためにお気に入りのパン屋さんでバケットも買ってきたから、スープやバターと合わせて食べてもおいしいだろうし、もしそのまま余ったら次の日の朝にサンドウィッチをつくってもいいかもしれない。
『クリスマスなあ…今年どうしよっか。』
『去年は外でしたよね。』
『そうそう。フィルちゃんめちゃくちゃ緊張しててかわいかった記憶が』
『そ、そういうのは忘れてください!』
今日はサッチさんの家でまったりデート。近づくクリスマスに街が盛り上がってきたのに合わせて、私たちもその日をどう過ごすかについて話をしていた。
『外で食べてもいいんだけど…今年はおれのスペシャルなケーキがあるからなー。』
『だったら家の方が良さそうですね。』
『フィルちゃんはそれでもいい?クリスマスだし外で食べたいとかねえ?』
『はい。やっぱり家の方が落ち着きますし…。』
『そっか。となると…料理何すっかな、前日に仕込んで当日帰ってきてからするか?いや待てよ、…』
サッチさんは口元に手を当てながらもくもくと考え込み始めてしまう。料理をつくる、その気持ちはすごくうれしいけど…サッチさんだって仕事終わりならきっと疲れてる。お腹だってすいてるだろうし、それなら当日は…
『…提案なんですけど、』
『ん?』
『その日、サッチさんの家に行っててもいいですか?私がごはんつくってたらサッチさんもたくさん』
ゆっくりできるから。そう続けようとした瞬間、サッチさんが目を輝かせながら抱きついてきて。マジで!?本当に!?いいの!?と矢継ぎ早に繰り返される問いに困惑しながらも頷いてみせると、サッチさんは渾身のガッツポーズをつくって、そのあと。
『その日速攻で帰る!絶対!』

「…もうちょっと味濃い方がよかったかなあ…いやでもこれくらいがちょうど良い気がするし…」
…そして現在に至るというわけだ。あのときのサッチさんは嬉しさいっぱいの顔をしていたから、つい「任せてください!」みたいな勢いで言ってしまったけど…大丈夫だろうか。お店で食べるものよりかは劣るだろうけど、せっかく私がつくったものでもいいって言ってくれたんだから、おいしいって思ってもらえるものにしたい。ソースをくるくるとかき混ぜながらううんと頭を傾けていたところで、この家のインターホンが鳴った。
「!は、はい、」
ずっと待っていた音につい返事をしてしまう。
鳴らさなくたってその人は中に入ってこれるのに、ドアが開く気配は全くない。でも私だってその人が入ってくるのを待つつもりはこれっぽっちもなくて、返事をしながらドアへと急ぐ。少し重たいドアを開けると、その人は嬉しそうにしながらもどこか照れたように笑った。
「ただいま。」
「おかえりなさ……、」
あ、どうしよう。反射的にそう返しちゃったけど、合鍵をもらっている立場とはいえ「お疲れ様です」って返す場面だったのかもしれない。言い直そうか迷っていると、サッチさんがぱちぱちと目を瞬くので言葉に詰まってしまう。
「えと……わっ!?」
「ひひっ。いいな、うん、すげえいい。」
本当にいきなり。サッチさんは嬉しそうな声を出しながら目一杯私を抱きしめた。バランスを崩しかけたので咄嗟に腕をまわしたけど、大きな身体とかけられる体重を受け止めきれずに後ろへ倒れそうになる。
「…っと、ごめんごめん。大丈夫?」
「は、はい。ちょっとびっくりして…んっ、」
心を落ち着かせる暇もなく、今度は口を塞がれた。荒々しくはないけど、たっぷりと味わい尽くすように濃厚なキスは私の頭をどんどん溶かしていく。
(わたし、玄関近くで、こんなこと、)
場所も場所だからいけないことをしているような気分になってきて少しばかり抵抗の姿勢を見せると、サッチさんはぴたりと動きを止めた。閉じていた目が開いて、それと同時に顔が離れていく。ぼうっと見上げた先のサッチさんは根眉を寄せて困ったような表情をしていて、髪をくしゃりと潰していた。
「…だめだ、今日は何かやばい。」
サッチさんが気まずそうにそう言うその意味が分からないわけではないから、ますます返事が思い浮かばなくて視線を外した。何とも言いづらい雰囲気になってふたりとも押し黙るけど、そういうとき先にアクションを起こすのはいつもサッチさんからだ。
「あー…それよりすげえいいにおいするんだけど。何つくってくれたの?」
「み、見てのお楽しみです。」
少しだけ胸を張ると、サッチさんは楽しそうに声をこぼす。おいしいって言ってくれるかな。

こんな感じでした!駆け足!隊長さんほんとうかっこよくないですか!?ドアあけたときとか!やっぱり照れてるの。けどうれしい!!あああ!もう最高かよ!管理人は隊長さんのその笑顔だけで心が清められていきます!!だめ!
じゃあおわり!メリークリスマスでした!
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