バ「ゲームやろうぜ!」
砂「これが円堂なら」
緑「サッカーやろうぜ!」
ガ「または」
ヒ「特訓やろうぜ!」
バ「真面目に聞けよ!何でこんな時だけ団結力発揮するんだよ!!」
砂「お前とゲームをやって何かメリットはあるのか？」
バ「メリットはないが、デメリットは避けられる」
ガ「どういう事だ」
バ「今日は瞳子がいないから、自分達でご飯作れって言ってた。負けた奴が食事当番」
ヒ・緑・砂「…………」
ガ「何だ。なぜお前ら、私を見る？」
バ「お前らの言いたいことは分かる…風介が負けた場合は風介の自腹で出前な」
ガ「納得いかない」
緑「ガゼルが納得するかしないかじゃない。俺達が死ぬか生きるかだ」
砂「うむ」
ガ「失敬な」
ヒ「…で、何するの？」
バ「勝負と言えば…ポーカーだろ!」
バ「あー、ツーペアか」
ガ「ふっ…闇の力を思い知れ…ストレートだ!!」
砂「甘いな…ストレートフラッシュ」
ガ「なん…だと」
バ「ぶっ…闇の力ざまぁｗｗ」
ヒ「俺は…フルハウス」
バ「地味にすげぇな…緑川は？」
緑「………ブタ」
バ「肉」
砂「和食」
ヒ「白米」
ガ「デザートはアイス」
緑「ちくしょおおぉっ!!」
ヒ「(緑川…ちゃんとできてるかな)」
緑「ふんふんふ〜ん♪」
ヒ「(おや？案外ノリノリで料理してる)」
緑「あぁっ、やめて!!」
ヒ「!」
緑「そっ、そんな薄くスライスしちゃいやあぁ…涙が…玉葱がしみて涙がでちゃう」
ヒ「…………」
緑「…この俺の香りに包まれろ…あぁっ、醤油さんの香りに包まれてる!!お肉と私があぁ」
ヒ「………」
緑「この卵でお前らをふっわふわにしてやんよ♪あぁ〜、卵さんに包まれて私達が一つになるうぅっ」
ヒ「………」(ｶﾀｯ)
緑「!!!!？？」(ﾋﾞｯｸｩｯ)
ヒ「………」
緑「………見た？」
ヒ「………いや、何も」
緑「……そう」
砂「親子丼か」
バ「ん…まぁ、普通だな」
緑「文句言うなら食うなよ」
ガ「…………」
ヒ「風介？どうかした？」
ガ「……ふっわふわにしてやんよ」
緑・ヒ「!？」
緑「うわあぁぁああん!!」(ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ)
ヒ「緑川!!」
バ「え、何？何の話？」
ガ「…む、なかなか美味い」(もぐもぐ)
砂「…(料理中の緑川は案外、可愛いと思うのだが)」
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食材の気持ちを代弁しながら料理する人っていますよね…
因みに料理の腕は
砂＞＞＞バ＞＞緑＞ヒ＞＞＞＞越えられない壁＞＞＞ガ
だと思ってます