狩「エビッ!バディッ!セイッ!」

天「ちょっと狩屋黙ってて」

狩「うわー、傷付いたー。俺の繊細な硝子のハートがブレイクしたー」

京「よく、恥ずかしげもなくそんな台詞が言えるな」

輝「何言ってるか分かんない…」

信「理解しようとしなくて良いよ。本人も適当に言ってるだけだから」

輝「あ、そうなんだ」

京「コイツの言う事は9割聞き流せ」

輝「それはちょっと可哀想じゃあ…」

京「甘やかすと付け上がる」

狩「酷い言われよう」

京「ハートブレイクでもしてろ」

狩「うわー、ハートブレイクとかダサい、この子ダサい」

京「…殴って良いか」

狩「暴力では何も解決しないよ」

信「というか、皆に何を言わせようとしてたのか」

狩「霧野先輩は俺のもの」

輝「えぇっ!?」

狩「とりあえず、既成事実から作っていこうかと」

信「酷い」

京「最低だな」

狩「褒めんなって」

輝「いや、誉めてないと思う…………何で霧野先輩が欲しいの?」

狩「可愛いから」

信「予想通りの答えすぎる…」

狩「将を射んと欲すれば、まず馬を射よ」

輝「え?」

狩「…って、緑川さんが」

京「誰だよ」

狩「後、10歳若ければ俺の嫁候補」

信「良かったね、緑川さん」

輝「ところで、さっきから…」

狩「ん?」

信「天馬ってば、双眼鏡覗いて何してんの?」

天「キャプテンを見てる」

輝「えっ」

天「今、葵からスポーツドリンク貰って飲んでる…くそっ、その場所代われ」

輝「…」

京「お前…」

信「…いい加減にストーカーやめなよ」

天「キャプテン今日も可愛い、素敵すぎ」

狩「あー、君みたいな知り合いいるわ…昔、ストーカーして日本中追いかけて付きまとって、影から見てはぁはぁ言ってる奴…大人だけど未だにしてると思う」

天「狩屋黙ってて」

狩「なんか、天馬くん俺に酷くない?」

信「相手は違うけどやってる事は同じだから対抗意識あるんじゃない?」

狩「俺、こんな変態みたいな事はしてないよ」

輝「…二人ともさぁ、女の子は好きじゃないの?」

狩・天「(先輩)(キャプテン)より可愛い女の子連れてきてよ」

輝「…………」

信「女子マネの立場…」

京「何も言えない」



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