「バレンタインデーキッスっバレンタインデキッスっずちゃちゃちゃっリボンをかけえてっ!」
「わおっ!なまえ何だいその焦げた肉の塊みたいなやつ!」
「肉の塊じゃねえよおおおおこれガトーショコラだばかあっ!」
悪友といっしょ 番外編
(そのままいただきます。)
シャラララっとのりのりで歌を歌いながら横でお母さんが見守るなかケーキを焼いた…うっわ何すかこれ女子力あがるねこれ!?菊先輩も驚いてあごが取り外し可になるくらいびっくりするね!それより母さん泣かないでキッチンが…ああ…とか言わないでちょっぴり切なくなるからね!
…とまあ完成したガトーショコラを自室に持っていって今から袋詰め、って時にはいきましたアルフレッドfジョーンズ!
「…ちょっ、アーサー思い出すからその言い方やめておくれよ…」
「…うん自分でもちょっと思っちゃった的な、すまね。」
「hahahaーっ許さないぞっ!」
「はははーっ笑顔で言うなよ糞イモチップス」
たくさんの皮肉をこめてそう言いながら素手で袋にガトーショコラを入れる。何さ肉の塊って失礼にもほどがある!せめて…ミートボール!!
「ミートボールならいいのかい」
「…ギリギリ許せる範囲」
「へえ、じゃあミートボールだね!」
「もうアルの分なしね、菊先輩の7倍にしよう」
「うっわそんな小さい袋にそんなにつめたらもう肉にしか見えないよ」
「肉肉うるっさーい!!」
くわっと私の横で呆れた表情でそう言うアルに馬鹿馬鹿と言い続ける。…確かにこのサイズの袋に6つもガトーショコラをいれたら汚いけどもそれが私の菊先輩に対する愛のか た ち みたいなみたいな?!!
「…」
「哀れんだ目はやめとくれアルさんや」
「いや…何だかなまえが可哀想に思えてきちゃってさ」
「ちょっとやめて泣きそう!何か本当に可哀想な子みたい!!」
「いや可哀想じゃないか、…特に胸」
「帰れ火星に」
今の発言による苛立ちで手に持っていたガトーショコラを握りつぶしてしまった。はっと我に帰った私は手のひらをゆっくりと広げて動きを止めた。
「あーあー、」
「…っうわあ?!ちょ、人数分しかないのにっ!」
「菊にあげるやつ1つ減らせばいいじゃないかい」
「無理」
「君は阿呆かい?」
「むっきいいいいっ!!ふんだっこれアルのにしてやるかんね!」
「俺の?」
そうっすよアルの…と言いかけた瞬間、ガトーショコラでまみれた手、いや指がアルの口の中にすっぽり入ってった。何が何だかわからない私はというと口をあんぐりとあけて呆けていて、
「…?!!」
「ふー、よもっらよりらいへるよ」
「なっ何してんのばかあっ!!?しかも何言ってるかまったく聞こえない?!」
「いや、思ったよりもいけるねって。…って何で手、引っ込めるんだい?」
「何でって…!いや普通引っ込めるよこーんのお馬鹿さん!」
「だってなまえ、それ俺のだって言ったじゃないかい」
「いっ、言ったけども…!!」
うお、ちょっと恥ずかしいなとくわえられた方の手首を胸のまえで握って少し後ろへさがるがにやにやと笑うアルに肩をつかまれて一気に至近距離となる。
「ひおっ?!」
「hahaha何だい?ひおって。」
「うわああああちょっ、近いよアル!私に近づいていいのは菊先輩だけだとテストに出たじゃないか!!」
「ほんと馬鹿だよ、」
「っ!」
「ハッピーバレンタイン、なまえ?」
…まあ、バレンタインは明日だけどね!いただきます!
(…あるうううう、ちょっと269発殴らせろおおお…!!)
(残念だけど返り討ちだぞっ!)
(もう手がべったべた!最悪!くたばれポテチ!)
(おっ照れてるのかいなまえ?)
(だーれが照れるか!)
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…やっと書きました30万企画←しかもこれかよとツッコミたくなりますねあばばばば石は投げないで玉ねぎを投げてくださいあいたた、←いやしかし悪友連載のアルフレッドとなるとどうしてもこういう展開になっちゃいますね、ごめんなさい!
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