日本の和を感じさせるような澄んで落ち着いた空間。その空間に誰よりもぴったりなその人の名前は本田菊さん。女性みたいなナリをしているがれっきとした日本男児である。…と彼は言っていた。





「…本田さん、」




「はい?」




「そろそろ言うこと聞いて下さいよ」




「いやですよ面倒くさい。」




「まあそう言わないでお願いしますよ!」




「善処します。」




「それ結局断ってるじゃないですか。」





→面倒くさい



(何をしてもらいたいかはあなた様のして欲しいことをば。)


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