無理無理無理やって!






「アントーニョ」





「無理」




「アントーニョさーん」




「無理」




「アントーニョさんアントーニョさんアントーニョさーん」





「やから無理やって!!」





つい先日にしたゲーム、負けた人は「アーサーのスコーンを食べる」という過酷かつ生死に関わる罰ゲームを受けるのだ。



そのゲームに負けたのは、アーサーを見るだけで虫酸が走るほど嫌いだというアントーニョである。





「ほーらアントーニョさーんお口を開けましょうかあ」



「いややー!ありえへんその腐った色したまがいもんなんか食えへんて!」




「罰ゲームは絶対だからねアントーニョ、覚悟を決めろ!男だろう!」




「そんななら親分女になりたいわ!」





→無理無理無理やって!


(愛の力で眉毛のスコーンを食べれるという勇者さまには今ならもれなく10万円プレゼント!なんて書かれていたら迷わず食べにいきますもりもり。)


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