「まだまだ寒いねえー」




「だね」




「…」




「…何にやにやしてんの、」




「いやあイース美形だなあって…うふふふふ」




「何それ意味わかんないし気持ち悪いよなまえ。」





マフラーに顔を埋めてにやけ顔を隠すが、イースから向けられる冷たい視線はまだまだ続きそうだ。





「それよりなまえ、…近いんだけど」




「え?何が?」



「距離、…普通わかるでしょ」





冷たい視線は収まり、顔を背けて私と少し距離をとるイースに私はまたにやにやしちゃうわけだ。





「…」



「ぶふふふふふふ!」




「ああもううざい!笑うな!」





「もーイース可愛い可愛い!」




「うるさいにやにやしないで!」





→にやにやしないで



(ヒロインに押され気味なイースくんに激萌えな私です。ツンで何か良い意味で可哀想なイースくんが好きな方限定に私の愛をプ レ ゼ ン ｔ(黙れ))


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