けつとか言っちゃ駄目っす




ひたすら走りました。



何故走っているのかって?そりゃあ誰にだって周りを気にせず走りたくなる時の1つや4つや13つや28つあるじゃないか、




でも、私は気づいたんだ。



ぶつかって、やっと気づくことがある。こんな、こんな狭い所を駆け巡ったって、






「こんな狭い教室じゃあぶつかっちゃうよ!!」




「…台無しっす、もう最初からの頑張りが台無しっすなまえ。」



「え?何が」




「…何でもない的な、」



「それより香くんけつ打った!!机でおもいっきり!痛いよ!!」




「女子がけつって言わないでくださいよ」




一応なまえは女子なんすから。ってまじまじとそう言う彼の頭をチョップして痛い痛いと言いながらスカートの上から患部をおさえる。






「じゃあ何て言えばいいの。…マシュマロのような肌触り、桃のような形をした曲線美…」



「何かやらしい的な」




「じゃあ香くんが言って的な」




「…お尻、じゃないっすか女子が言うなら」




「えええええ、3文字…長くない?」



「1字ごときで何言ってんすか」





→けつとか言っちゃ駄目っす



(私は断然けつって言います。言う度にけつ言うなしって言われますが断固けつです。今度、何かでけつを打った時にでも、マシュマロのような肌触り、桃のうんぬんかんぬんと言ってみてください←)


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