上越+高崎
※いろいろと捏造甚だしい
※意味がわからない
「高崎、」
「ごめんね」
なんとなく、謝った。そうするのが正しいのかと聞かれればそんなこともないだろう。
目を丸くする高崎にもう一度笑顔でごめんね、と謝った。
「何故謝るのですか」
「私ではないけど在来の上越が君に迷惑をかけた、それは間違いじゃない」
「しかし上官が謝る必要はないでしょう、あれは我々在来の失態です」
東北の所に居る高崎によく似た彼とは大違いだ、必要以上に愛想を振り撒かない。
あぁでも、高崎も東北の前だとあんな風になるのかな。
「でも越後湯沢からガーラ湯沢までの1.8kmは本来上の管轄だけれど、在来線の支線になっているから全くのゼロじゃないさ」
「ですが、」
「要は気持ちの問題ってこと」
そんな気分だった、意味なんて無い。口を開いたら零れた、それに近いかもしれない。
でもこんなこと言うのは、限られた人に対してだけだから。