2013/06/25 Tue 08:21

局長にとって憂うは、きっと好きだとか楽しいとかじゃなくて唯一素であれた無意識に居心地の良い場所なのかな、と。
そして憂うが居なくなって穴が空いてしまった。でも何故穴が空いたのか本人にはわからないし、穴が空いた痛みの理由を考える時間は無駄で、穴など無いと存在否定する。過去を忘れてはいないけれど、立ち止まって振り返ったらもう歩き出せなくなってしまうかもしれないから、理想を実現させるまでは前しか見ない。

憂うが好きになった「彼ら」は恐らく「人間」のことで、きっと「個」として明確に好きなのは「大和」だけなのかな、とか。
好きだから、大事だから、彼のためになるだろうと思って知識や情報を与えてきた。でも結果としてそれは彼を壊すことにしか繋がらなくて、それに気付いた瞬間、後悔と同時にまた憂いていたのかもしれない。
諦めきれなくて距離を置くようになってからも顔を出したけど、彼の信念は揺らがなかった。

新しい世界、次生では、ただただ幸せになって欲しい二人です





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