2013/05/11 Sat 03:17
妹ちゃんと憂うが局長の話をしている、つもり
「兄は、頭がおかしいのです。いつだってそう、自分のことしか考えていないのだから」 「確かにそうかもしれないね。自分にとって使えるものにしか彼は興味が無いのだろう」 「世界は自分を中心に回っているとでも言いたいのかしら」 「でも大和は、自分がその小さな世界の中に生きていることを知っている人間だ。だからこの世界を守ろうとしている……違う?」 「……アルコル、」 「やり方は歪んでいるかもしれないけれど、ね」 「力こそ全ての不平等な実力主義なんて、きっと誰も望まないわ」 「世界が望むか否かなど訊いてはいないんだよ。生きとし生けるものは盤上の駒であり、大和はキング。さしずめ君はクイーンとでも言うべきかな」 「散々人を駒扱いしておいて結局は自分自身も駒だなんて、滑稽じゃない」 「だから言っただろう?大和は世界に生きていることを知っている、って」 「……本当に、よく見ているのね」 「輝く者……私は昔から知っているからね」
突発で意味も内容も何も無いものです もっとよく理解したら突き詰めて書きたいネタでした
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