「はあ」 「今度はどうしたの、なまえちゃん」 「………ヒロト、知ってるでしょう?」 ―――――今日、叔父さんが帰ってくるのよ。 「知ってるよ だから、どうしたの?」 「今まで夜中にしか帰ってきてなかったから、挨拶がまだだし それに、…ご飯が………」 正直、人に自慢できるほど上手だとは思っていない。 まあ、食べれるけどね。 ちなみに宿題は無事終えました。 いとこたちのことは、知らないけど。 叔父さんは優しいから不味いとは言わないだろうし。 それが、余計に…。 「俺たちよりましだぜ?」 「なまえと私をお前と一緒にするな」 「ありがとう、風介」 「ねえオレは?!」 どうしよう、ピンチだ夏休み。 |