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桜庭薫
君、まだ仕事をしていたのか?もう時間も遅い。無理をして体調でも崩されたら迷惑だ…その辺で切り上げると良い。所でプロデューサー、この後予定はあるか?そうか…ないなら少し付き合え。連れていきたい場所がある。(無事今後のライブに関する打ち合わせが終わり、メンバーと別れた後ふと彼女が居るであろう事務所へ足を運び。扉を開けて部屋に入るとPCと向かい合い真剣に仕事をこなす貴女の背後に立ち、腕を組んで肩を竦めながら声を掛け。刺々しい言葉とは裏腹に、心配滲ませた声色で終わらせるよう促し。思い出した様に予定の有無を確認後、首を横に振る貴女に口元が緩みそうになるのを押さえポーカーフェイスを装い。具体的な場所は敢えて口に出さず用件のみを伝え)

レオナ・キングスカラー
チッ…うるせぇ、耳元で騒ぐな。…少しはゆっくり寝かせろってんだ。…あァ?おい、その跡…一体誰にやられた?
(寮内にある自室にて、授業中である事にも関わらずサボり目的で昼寝をしようとベッドの上に身を預け数秒で眠りに堕ち。気持ち良さそうに寝息を立てて惰眠を貪る中、耳元で自身の名前を呼ぶ声に眉根を寄せ小刻みに特徴的な獣耳を震わせては舌打ち混じりに言葉を返し。気怠げに身体を起こせば不服を訴える最中、制服の襟首から覗く白い素肌に刻まれた赤い所有印に気がつき。先程より一層不機嫌な様子が露わになり、込み上がる黒い感情を隠そうともせず華奢な腕を引っ張って半ば強引気味にベッドにへと押し倒し。逃げられないよう両手首を枕元に押さえつけて問い詰め。己から顔を逸らして黙った状態の様子に内心苛立ちが募り、拘束してない方の空いた手でシャツの釦を外して不敵に口角を歪めながら告げ)

へぇ…答えられないってか?良い度胸だ。ならこっちにも考えがあるぜ。浮気性のお前には、この俺がしっかりとお仕置きしなくちゃなァ…くく。

※あくまで目安となります。
上記の通り長さは場面によってこれより長くなったり、短くなったり変わる事も御座いますが、基本的にはお客様のやりやすい文量で出来たらと思います。
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