伊月愛され詰め

◆4×5の日

伊月「日向ひゅーが、この4月5日の赤丸ってなんだ?」
日向「ああ、それか。それはな、日月の日の目印だ」
伊月「……日月の日?」
赤司「赤月の日でもありますよ」
日向「うおっ」
伊月「赤司?!」
日向「おうおう、何しに来やがったんですか赤司さんところの征十郎くんよぉ!」
赤司「もちろん伊月さんに会いに来たんでですよ日向さんところの順平さん」
伊月「あのさ、」
日向「どうした?」
赤司「どうしました?」
伊月「いや…5日、過ぎてるんだけど」
日向「 」
赤司「 」


◆4×5の日その後

黒子「11月が待ち遠しいですね」
高尾「オレは10月もかな」
赤司「10月は伊月さんの誕生日の準備で忙しいからスルーするかもしれないぞ」
高尾「 」
黒子「高尾くんドンマイです」
赤司「11月は宮地さんと高尾の誕生日があるからスルーするかもしれないぞ」
黒子「 」
高尾「ぷすす、黒子ドンマイっ!」


◆先取り5×5の日

森山「2日に発売される単行本に気を取られて忘れそうだから覚えているうちに愛を育むぞ伊月!」
伊月「森山さん」
森山「ん?」
伊月「オレも5番なので、オレがタチでもいいと思いませんか?」
森山「伊月」
伊月「はい?」
森山「お前は何も気にせずに愛されていればいい」
伊月「それが納得出来ないから直訴してるんですけど」


◆先取り5×5の日

伊月「ということがありまして。オレだって男ですし、愛されるだけっていうのはなんだか申し訳ないんですよ」
黛「伊月」
伊月「はい?」
黛「お前が愛されないと成立しない世界があるから我慢しろ」
伊月「そんな世界は鷲の鉤爪で壊します」
黛「それはそれで喜ばれるから止めとけ」
伊月「ファッ?!」


◆宮地さんはいつもツンギレ

伊月「ハッ、発展途上国の地図を貼ってん!キタコレ!」
宮地「全然キてねーよ!プレゼント用に可愛らしいリボンでラッピングすっぞ!!」
伊月「プレゼントはオレ?!」
宮地「そうだよお前だよ!ただしご自身用だけどな!」
伊月「ラッピングの意味あります?!!」
宮地「その方が燃えんだろ!言わせんなバカっ!」


◆森山さんはいつもざんねん

森山「なあ、伊月。夜空に浮かぶ瞬く星よりも大きな愛を受け止めてくれるか?」
伊月「無理です」


◆黛さんはいつもけだるげ

宮地「何も間違ってねーな」
森山「むしろ正解だろ」
伊月「あの、黛さんも宮地さんに俵担ぎされてみますか?」
黛「されてみねーよ」


◆オマケ・黒子くんはいつもへとへと

黒子「か…火神くん、うごけま、せん…」
火神「あぁ?お前ほんと体力ねーな」
日向「くそぉ、俵担ぎはオレの専売特許だ!火神そこ変われ!!」
木吉「火神はオレとジョジョごっこやろうぜ!」

伊月「べ、別に羨ましくなんかないしっ」
小金井「うんうん」
土田「分かってる分かってる」
水戸部「………」
伊月「そんな生温かい目で見るな…!」






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