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〜氷室辰也(陽泉)と一緒!〜

『好きな人には、師匠と同じで、いきなりキスしそう。』

伊月「するのか?」

氷室「して欲しいのかい?」

伊月「遠慮しとく」

氷室「そう、残念だな」

伊月「それどういう……いや、いい。言わなくて」

氷室「でも、シュンならキスしてもいいかな」

伊月「え、それ、室内だよな?」

氷室「さすがに人前ではしないよ。シュンの可愛い顔を他のヤツに見せたくないし」

伊月「…ん?つまり、室内で人いなかったらいきなりキスするってこと?」

氷室「ふふっ」

伊月「ちょ、なにその意味深な、え、あ、んっ!」



『氷室さんと伊月さんなら紅葉でも雪景色でも何処でも絵になりそう』

氷室「シュンは大和撫子だから紅葉も雪景色も、桜並木も青い海も満月の夜も、とても似合うと思うよ。きっとどんな季節の中でも君は綺麗だ」

伊月「大和撫子は男に使う言葉じゃない」

氷室「でも、事実だ」

伊月「それに氷室だって、どんな季節でも似合うぞ」

氷室「そうかな?」

伊月「そうだよ」

氷室「じゃあ、時間に融通が利くようになったら、一緒に旅行しようよ。二人で四季を堪能したいな」

伊月「氷室がいいのなら。ハッ、四季を堪能するには資金が必要!キタコレ!」

氷室「ん?そうだね、今から貯金しようかな」

伊月「………なんだろう、この釈然しない気持ちは」



〜赤司征十郎(洛山)と一緒!〜

『お互い包容力ありそうなので、バランスよく支え合いができると思うので!』

伊月「お前は頑張り過ぎだ、赤司」

赤司「普通です」

伊月「便利だよな、普通って」

赤司「そうですね」

伊月「分かってるならたまにはオレの胸に飛び込んで来い!」

赤司「伊月さんもオレの胸に飛び込んで来ていいんですよ」

伊月「オレより赤司だろ」

赤司「伊月さん」

伊月「なに」

赤司「可愛いです」

伊月「脈絡が無さ過ぎてびっくりだ!」

赤司「そうですか?」

伊月「分かってる癖にな!」



『素敵な企画を有り難うございます!赤月の馴れ初めを考え過ぎて、夢に出てきました^^』

赤司「どんな馴れ初めだと思います?」

伊月「んー、いろんな可能性があるからなぁ。オレが赤司に憧れてた、とか?」

赤司「或いはオレがあなたに一目惚れしたことから始まるか」

伊月「赤司の恋人役やったら、ほんとに恋しちゃったり!」

赤司「それ、いいですね」

伊月「えっ」

赤司「ところで管理人がコメントをくれた方へメッセージがあるそうです」

伊月「あ、ああ。読むな、『コメントありがとうございます!素敵な企画なんて、嬉しいです。伊月の婿って響きがいいですよね。管理人も赤月は夢で見ましたよ!赤司マジ赤司…パネェっす。』」

赤司「少し管理人に用が出来た。行ってくる」

伊月「ダメだ赤司!行くならせめて終わってから行け…!」



『帝王と芯の強い年上和風美人の組み合わせに萌えます!』

伊月「でも、やっぱり、釣り合わないんじゃないかって考えるよ…。赤司とオレじゃあ、住む世界が違い過ぎる」

赤司「では、立場が同じなら?オレよりも上の立場なら?」

伊月「同じ立場、」

赤司「ええ、オレとあなたが等しい身分ならば、オレを選んでくれますか?」

伊月「そんなの、今だって、赤司を選んでる」

赤司「なら、いいじゃないですか。深く考えず、オレに愛されていればいい」

伊月「甘えてばかりは嫌だ」

赤司「きっぱりいいますね」

伊月「こういうことははっきり言わないと伝わらないもんなんだよ」

赤司「なるほど」



『真っ赤な薔薇の花束を持って伊月家を訪問してもらいたいです そして突然の告白をお願いします』

伊月「そんなことになったら、オレはどんな顔して家族の前に立てばいいんだ…!」

赤司「堂々していればいい。僕からの告白はそれだけの価値がある」

伊月「お前なぁ!真っ赤な薔薇の花束貰って、告白されて、オレはどこのお嬢様だよ…!!恥ずかしいっての!」

赤司「俊さんは女装趣味があるのかい?」

伊月「ない!」

赤司「そうか…」

伊月「なあ、なんでそんな残念そうにしてるんだ?なあ?」

赤司「似合うと思うんだが、検討してくれないか?そうだな、まず手始めに和装からしてみよう」

伊月「だから!なんで!そうなるんだ…!!もしかして、からかってるのか?」

赤司「僕は冗談が苦手だ」

伊月「尚悪いわ…!」






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