コメントへのお返事５位
〜黛千尋(洛山)と一緒！〜
『美人さん同士お似合いだと思います！』
伊月「確かに黛さんって美人ですよね」
黛「お前の方が美人だろ」
伊月「オレは違いますって」
黛「伊月が美人なのか、十人に聞いたとするだろ」
伊月「はい？」
黛「そしたら百人は美人だと頷くだろう」
伊月「ちょっと待って下さい、あとの九十人はどこから湧いて出できたんです？」
黛「オレに聞くな」
伊月「黛さんが言い出したんでしょ？！」
黛「知るか、自分で考えろ」
伊月「そんなむちゃくちゃなこと言わないで下さいよ…」
『伊月先輩は黛先輩を見つけられるし、黛先輩は包容力がありそうだから！』
黛「オレは放任主義だ」
伊月「それが有り難い時もあるんです」
黛「…そうだな、ラノベを読んでいる時に邪魔されたらムカつくし」
伊月「いや、そう言う意味じゃなくて」
黛「なんだと？」
伊月「例えば、泣いてる時に何も言わずに優しく抱き締めたりとか」
黛「ほう」
伊月「悩んでる時に何も言わずに聞いてくれたりとか」
黛「ほほう」
伊月「…さっきからなんです？」
黛「それをオレにして欲しい、と？」
伊月「っ黛さんのあほんだら！！」
黛「あほんだら…？！」
『黛月マジかわＥー！』
黛「ふうーーーーーーーっ」
伊月「可愛いのはこの川井？キタコレ！」
黛「おい、美人の次はかわＥーだとよ」
伊月「えっ、スルー？！」
黛「お前だってオレの渾身のボケをスルーしただろうが」
伊月「ボケ…？まさか真顔で棒読みしてたあれですか？」
黛「………ああ」
伊月「すいません、オレ、ツッコミは慣れてなくて…」
黛「そうだな、お前は抱かれる方だから突っ込むのは慣れてないよな」
伊月「そういう意味じゃないです」
黛「えっ」
伊月「騙されませんよ！」
黛「出来てんじゃん、ツッコミ」
伊月「あっ」
『落ち着いた雰囲気が伊月先輩とめっちゃあってると思う！』
伊月「落ち着いて餅ついた！キタコレ！」
黛「と、このようにダジャレを言う伊月を静かに窘める(か放置する)のが落ち着きさに定評のあるオレの役目です」
伊月「ツッコミは？！」
黛「突っ込んで欲しいのか？」
伊月「はい！」
黛「そうか、ならちょっと近くのホテルに……」
伊月「そういう意味じゃないです！」
黛「じゃあ、どういう意味だ？」
伊月「分かってる癖にっ！黛さんなんて知りませんから！！」
黛「おい」
伊月「……」
黛「おい、伊月。返事しろ」
伊月「………」
黛「すいませんでした」
『黛伊が好きなのに全くないから！ぜひ…お願いします!!いつも楽しみにしてます、これからも頑張って下さい！』
黛「そうだな、このサイトは世にも奇妙なサイトだから願望を言えば、叶うかもしれない。まあ、管理人がどうなるかは知らないけど」
伊月「お願いされたら断れないタイプなんですか？」
黛「オレもだが、ここの管理人も嫌ならノーと言いたいタイプの日本人だ」
伊月「つまり？」
黛「出来る範囲でどうにかするってことだろ。本人に聞かないとそれ以上はオレにも分からん」
伊月「と、言うだろうと思って、管理人さんからメッセージを頂いてきました。読みますね。『コメントありがとうございます！伊月達へのメッセージばかりだと思っていたので嬉しすぎて泣きました。管理人自身も黛月好きなのにお目にかかれる機会が少なく、「とげんかせんといかん」と思っているので、もっと強化出来るように頑張りたいです！』…ということです」
黛「古いネタをぶっこんできて、オレは震えたぞ」
伊月「古いネタで震えた…それ貰っていいですか？！！」
黛「好きにしろ」
『可愛いから(*´∀`)♪』
黛「実はこのコメントには賛否両論あってだな、オレに来たコメントじゃない可能性がある」
伊月「え、じゃあ、なんでここに？」
黛「後日送られて来た同じ顔文字付きコメントに黛月とあったから、勘で」
伊月「勘？！間違ってたらどうするんですか？！
黛「ああ、だから今頃になって最後の全員参加総まとめでも作って、そこでこのコメントを使えば良かったかなーって」
伊月「かなーって？」
黛「管理人が」
伊月「管理人が？！！」
黛「こういう大人にだけは絶対になりたくないな」
伊月「そうですね…」
『黛月好きです(*´∀`)♪』
伊月「これが例の？」
黛「そうだ」
伊月「確かにこれは、一緒にまとめちゃうかもしれないですね」
黛「つまり、可愛い黛月が好き、ということになる」
伊月「なりますか？」
黛「そういうことにしとこうぜ」
伊月「黛さん？」
黛「オレだってお前と、」
伊月「オレと？」
黛「なんでもねーよ」
伊月「ええ、気になります」
黛「そこをぐっとこらえて」
伊月「黛さんが言い掛けるのが悪いと思います」
『黛さんとてっちゃんで伊月先輩を取り合ってくれると嬉しい…』
黒子「呼びましたか？」
伊月「黒子？！」
黛「お呼びじゃねーよ、帰れ」
黒子「そうはいきません。ボクの伊月先輩を置いていく訳にはいきませんから」
伊月「んー…それだと成立しないかな、いろいろ」
黒子「そうですか。それなら早く終わらせて、ボクのところに来て下さい。待ってますから」
伊月「ああ…うん」
黛「おい旧型、伊月困ってんじゃねーか」
黒子「困ってる姿も可愛くないですか？」
黛「可愛い」
伊月「シリアス返せ！」
『大好きだから！』
黛「オレは伊月を愛してる」
伊月「黛さんっ」
黛「って、オレの額にある手はなんだ？」
伊月「熱があるんじゃないかと…大丈夫ですか？」
黛「心配される理由がない」
伊月「でもオレのこと愛してるって」
黛「言っちゃ悪いのかよ」
伊月「いえ、その………嬉しいです」
黛「そうか」
伊月「はい」
黛「…」
伊月「…」
黛「…」
伊月「……黛さん、オレも愛してます」
黛「おう」
『美人コンビ…(ジュルリ)』
伊月「ジュルリ？！！ど、どうしよう黛さんオレ達食べられるかもしれません！」
黛「落ち着け伊月」
伊月「でもっ…！」
黛「オレが(性的に)伊月を食べるから問題ない」
伊月「なんだか不穏な言葉が隠されている気がする…！」
黛「気のせいだ」
伊月「やっぱりオレ達食べられてっ…！」
黛「大丈夫だ、オレ達がイチャイチャする姿を眺めて英気を養うだけで物理的に食べる訳じゃない」
伊月「それはそれで微妙な心地がします」
黛「諦めろ」
伊月「デスヨネー」
『運命だと思いました！大好きです！』
黛「森山？」
伊月「でも、敬語ですよ」
黛「森山の偽りの姿？」
伊月「どれだけ森山さんからのコメントにしたいんですか」
黛「運命論者といえば森山だろ」
伊月「確かに」
黛「ほら」
伊月「いやいやいやいや！オレ達に大好きって言ってますし、別の方ですよ」
黛「それもそうか」
伊月「あっさり…ハッ！あさりを漁るのはあっさり止めた、キタコレ！」
黛「きてねーから」
伊月「あれ？！」
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