森山「嫁のパンツに牛乳ぶっかけたんだが」

日向:疲れた…。

笠松:おう、お疲れ。

日向:あ、笠松さん!お疲れ様です!

笠松:森山が迷惑掛けちまったみてぇで悪かったな。

日向:こっちこそ伊月が迷惑掛けてすいませんっした…!

笠松:迷惑ってほどでもなかったぞ。つーか、日向が気にすることじゃねぇだろ。

日向:笠松さん…(トゥンク)

森山:なんだお前ら、付き合うのか?

伊月:あ、もしかしてお邪魔な雰囲気だったりします?

笠松:しばくぞコラ!

日向:笠松さん落ち着いて、落ち着いて下さい!いちいち反応してたらそこのバカップルの思うツボです!

伊月:壺に入ったつぼみ、キタコレ!

日向:伊月黙れ!

日向: 

笠松:…条件反射ってこえーな日向。

森山:ところで、聞いて欲しい話があるんだが…大丈夫か?大丈夫だな。

笠松:大丈夫じゃねぇよ!

日向:もうやだ、このバカップル…orz

森山:まあ、そう言わずに。

森山:お前らも知っての通り、今日は伊月の案で海常近辺の観光しただろ。

伊月:楽しかったなー(*´∀`)

伊月:また遊びましょうね、四人で!

笠松:そこは二人きっりじゃねぇのかよ…!(床ダンッ)

日向:お前前提からしておかしいことに気付けよ!(机ダンッ)

森山:で、何のサプライズか分からないけど、伊月がうちに泊まることになったじゃないか。

日向:帰り道の電車の中で、年頃の娘に「彼氏の家に泊まる」って言われた親父の気持ちとか考えてたらちょっと涙出たぜ…。

笠松:元気出せよ日向。森山はヘタレだから何も出来ねーよ、な?www

森山:それオレに対して失礼だからな!

笠松:でも実際何もしてねぇんだろ?

伊月:そうなんですよ!せっかくオレがノーパンでアピールしてるのに森山さん、ちっとも手を出さないんです!(ぷんすか)

日向:パ、パンツ履けよ…!(迫真)

伊月:慌てた森山さんがパンツに牛乳ぶっかけたから履くに履けないんだ。

日向: 

伊月:ハッ!パンが二つでパンツー、キタコレ!

笠松:あ、そういや黄瀬から押し付けられた雑誌、1ページも読んでなかったな。読んでやらないと可哀想ダヨナー…。

日向:逃げたい気持ちも分かりますけど、現実と向き合いましょう笠松さん。ね?

森山:ちょっ、伊月あたってる!あたってるから!

伊月:あたってるんじゃないです。あててるんです(キリッ)

笠松:よしそこのバカップルオレ達の為に頭から牛乳被れ!

森山:なんで?!

伊月:その手があったか…。

日向:あれ、オレなんでこのメンツで話してるんだっけ?(はて…)

笠松:日向目を覚ませ!

笠松:( 'д'⊂彡☆))Д`) パーン

日向:ひゅるん

森山:みんな自由奔放過ぎないか?

笠松:お前にだけは言われたくねぇよ!

伊月:あ、でも、牛乳って放置してるとにおっちゃうか。被るのはダメだな。

日向:伊月くんはちょっと黙ってような。

笠松:あ

森山:どうした笠松。誰かの何かしらに乳製品でもぶっかけたのか?w

日向:森山さんじゃあるまいし、笠松さんがそんなことする筈ないですって。

森山: 

笠松:なあ、大坪からメール来たんだけどよ。

伊月:何か問題でもあるんですか?

笠松:それが分かんねーから悩んでる。要約すると、「オレと森山は誠凛の日向と伊月と仲良かったんだな」みたいな感じなんだが、このタイミングでこのメールってのがなー…。

日向:メンツがメンツですし、大坪さんには悪いですけどなんか怪しいすっね。

森山:もしかして、今日のデートを目撃された可能性があるって事か?

伊月:オレの目の範囲内でそれらしい人は見ませんでしたよ。

日向:大坪さんっていったら秀徳だぞ。あっちにはお前より広い範囲を見渡せる奴がいるんだ。そいつと一緒だったら…、

伊月: 

森山: 

笠松:大坪と高尾が一緒ってことは緑間も一緒にいるだろ。ってことは、木村と宮地にも筒抜けだなこりゃ。

森山: 

伊月: 

森山:秀徳コンプリート(震え声)

伊月:…オレのパンツ、牛乳にまみれて洗濯してもにおい取れないレベル(震え声)

日向:どんだけの量の牛乳ぶっかけてんだよ…(戦慄)

笠松:とりあえず「仲は良い」とだけ送っとくぞ。

森山:笠松がマイペース過ぎて、なんか泣けてきた…(ノД`)

伊月:でも、どうします?緑間と高尾がオレ達の関係を知ったとなれば、すぐキセキの世代に伝わりますよ。そしてキセキの世代から各校のレギュラーに伝わり……そんなことになったらいたたまれないっ…!

日向:隠したかったのか?

伊月:公言することじゃない、とは思ってる。それにオレがホモだのなんだのと言われるのも構わない。けど、あらぬ噂のせいでチームに迷惑掛けたくないんだ。

森山:それはオレも同意見だ。個人の問題でチームの士気を下げたくはないからな。

笠松:なら、オレと日向の前でもちったー自重したらどうだ?

森山:?(・´ω・)

笠松:(#゜皿゜)

笠松:お

日向:また大坪さんからメールすっか?

笠松:おう、「珍しい組み合わせだな」ってよ。そりゃそうだよな、始まりは森山が伊月の写真にケフィアぶっかけ……

森山:あ

日向: 

伊月:オレの写真?

森山: そ れ だ ! 

笠松:元はといえばお前が伊月の写真にケフィアぶっかけたせいじゃねぇか!いい感じに忘れやがってしばくぞ!

森山:確かに当初の目的は伊月の写真1枚だった。でも、忘れたことにより目的以上の成果が得られた。オレは伊月の恋人になれて、幸せだし大満足だ!

伊月:森山さんかっこいい…(トゥンク)

日向:そういえば、今日ゲーセンでプリクラ撮ってたよな。ってことは写真も手に入れた、と。

笠松:目的達成って事で…よし、解散!

日向:ありがとうございました!


<笠松さんが退室しました>

<日向さんが退室しました>


森山:集合ーっ!


<森山さんが笠松さんを招待しました>

<伊月さんが日向さんを招待しました>

<笠松さんが入室しました>

<日向さんが入室しました>


笠松:歯ぁ食いしばれ!

笠松:Σ(゜∀`(┗┐ヽ(゜皿゜#)ノ

森山:ひゅるん

伊月:新たな問題が発生してるのに、見捨てるなんて酷い…(顔覆い)

日向:伊月…。

伊月:見捨てる、見捨てる……どうしよう、思い付かない!(顔覆い)

日向:こんな状況でもダジャレぶっこむ気だったのかよ!お前ほんと貪欲だな!

伊月:ダジャレに関してはな!

笠松:結局、メールの返信はどういう内容を送りゃあいいんだ?

森山:「背番号が同じ番号同士引かれ合うものがあった、つまり運命だ!」と送ってくれ(渾身のドヤ顔)

笠松:分かった、「共通点が多くて話が弾んだから」って送っとくわ。

日向:見事な不採用っすねwww

伊月:この夫妻、不採用!キタコレ!

日向:黙れ伊月!








【次回予告?】

緑間:ふっ、おは朝こそ至高なのだよ!

高尾:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

大坪:分かった、ナノマシンだな!

宮地:木村っ…!オレはどうしたらいい、こんな時オレはどんな顔をしたらいいんだっ…!

木村:(知らんがな)



次回!

緑間「ラッキーアイテムにおしるこぶっかけたんだが」

お楽しみに!






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