2月22日 猫の日
黒子:先日赤司くんから大量のねこ耳が届いたんですが、僕にどうしろと?
黒子:【ダンボール箱いっぱい入ったねこ耳カチューシャの写真】
黄瀬:黒子っちがねこ耳?!
黄瀬:黒子っちが ね こ み み ?!!(鼻血)
青峰:きめーよ黄瀬。
黒子:困った僕はダンボール箱ごと部活に持って行くことにしました。
緑間:なぜ部活に持っていく必要があるのだよ。
黒子:先輩方も火神くん達もドン引きするほど、驚いていました。正直なところ、僕もこれはないなとドン引きしていたのでまだ普通の感覚でいられたことに心底ほっとしました。
赤司:どうしてだろう、黒子の言葉がぐっさぐっさと突き刺さるんだ泣きたい…!
紫原:よかれと思ってやったのに、知らないところで友人や知人から変態かキチガイ認定されたもんね。そりゃ泣きたくなるよね〜(まいう棒(゜Д゜)ウマー)
赤司:他人事だと思って…!(ギリィ)
黒子:がしかし、ドン引きしたところで大量のねこ耳はなくなりません。どうしようか…、体育館がお通夜状態になりました。
青峰:まあ、そうなるわな。
黒子:その時、誰かが呟いたのです。
黒子:「そういえば今日、大坪さんと宮地さんと福井さんが来るって行ってなかったっけ?」
緑間:なん、だと?
紫原:福ちんと会ったの?いいな〜。
黒子:.
日向「ど、どどどうすんだよ…!」
小金井「どうするもこうするも隠さなきゃ!オレ達まで変な目で見られちゃうよ!」
河原「なら、体育倉庫に置いておくのはどうですか?!」
土田「隠す場所は問題ないと思うけど練習終わったら忘れてそうだよな」
全員「あー、確かに」
監督「じゃあ、やっぱり部室かしら。でももうすぐ練習始めるし、私が持って行ってもいいけどか弱い女の子がこんな大荷物持つのもねぇ」
全員「…」
監督「おい、そこで黙るな」
そうこうしているうちに三人の先輩方が来ました。
黄瀬:黒子っちのねこ耳写真まだっスか?!まだっスか?!(´∀` ≡ ´∀`)
青峰:だからきめーよ黄瀬。
黒子:さて、ここで問題です。僕達はねこ耳が入ったダンボールをどこに隠したでしょう。
緑間:部室に持って行ったんじゃないか。一番見つかりにくい場所なのだよ。
黄瀬:最初に案が出た体育倉庫っスかね。
紫原:ステージの暗幕の影とか〜?
赤司:ギャラリーかな。二階だし、一番奥ならそうそう見つからないだろう。
青峰:放置。
黒子:.
宮地「なんか玄関にダンボールあったんだけど、あれってお前らのか?www」
福井「中身全部ねこ耳とか誰得だよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
黒子:正解は…体育館の玄関でした!
紫原:なんでwwwwwwそこなのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤司:予想のw斜め上だったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
緑間:見つかるに決まっているのだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
青峰:隠す気あんのかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
黄瀬:何やってんスか誠凛の人達wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
黒子:敢えて、の選択です。不自然過ぎるからこそ逆に背景と同化するのではないのか、という超原理を打ち立てた訳です。
黒子:(テンパった故の過ちだなんて言えない…)
青峰:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
緑間:おいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwおいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤司:テンパってたのかwwwならw仕方ないwwwwwwwwwwwwwwwww
紫原:それでも敵陣ど真ん中に隠しに行かないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
黄瀬:隠すっていうかwww置くだけwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
黒子:と、ここで大坪さんがとんでもないこと口にしました。
緑間:大坪さんが?
紫原:ざわ
青峰:ざわ…ざわざわ…
黄瀬:おっ?(^ω^ ≡ ^ω^)おっ?
黒子:.
大坪「せっかくこんなにあるんだし、お前たちが付けてみたらどうだ?きっと似合うぞ」(仏の微笑み)
全員「」(白目)
黄瀬:キタ━―(*´Д`)ハァハァ
赤司:キタ━━━━(Д゜(○=(゜∀゜)=○)Д゜)━━━━━!!!
黒子:僕達は大坪さんの笑顔を曇らせてはいけないという思いだけで、自らの頭部にねこ耳を装着しました。
黒子:【茶系のねこ耳を付けた小金井と降旗、黒系のねこ耳を付けた水戸部と福田が照れながらカメラに向かってピースしている写真】
黒子:【黒と白のねこ耳を付けた土田に三毛のねこ耳を付けて貰う河原の写真】
黒子:【髪がサラサラで黒系のねこ耳がなかなか頭にのらず悪戦苦闘している伊月の写真。その背後で茶系のねこ耳を付けた相田が黒系のねこ耳を付けた日向を慰めている】
黒子:【爆笑している宮地、福井と満足げに頷いている大坪の写真】
黒子:【虎柄のねこ耳を付け照れている火神の写真。端の方に水色の髪と白いねこ耳が写りこんでいるのが確認出来る】
赤司:いや。
黄瀬:いやいや。
赤司:おかしい。
紫原:お菓子?
赤司:おかしいお菓子オレ赤司ー。
緑間:\ズガタカー/
緑間:\頭蓋骨高尾ー/
青峰:ブァハッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
紫原:\オヤコロー/
紫原:\オヤジコロコロー/
黄瀬:日曜日のお父さんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤司:(しゃきんしゃきん)
緑間:(・×・)
紫原:(・×・)
青峰:(・×・)
黄瀬:(・×・)
黒子:茶番乙でーす。
赤司:じゃ、ない!なんでだ!なんで黒子のねこ耳が見切れてるのしかないんだ!しかも黒子の部分だけぶれてる!オレが何の為にねこ耳を送ったと思っている…!可愛い黒子を見たいからに決まっているだろっ!なのに一枚、しかも見切れているなんてどうかしてるぜ…!!(蝉ドン)
黄瀬:オレも黒子っちのねこ耳姿見たいっス!(;´Д`)ハァハァ
緑間:いつでも画像保存出来るよう用意はしてある。人事は尽くしているのだよ。
紫原:黒ちんのねこ耳姿マダー?
青峰:てかよ、直接テツんとこ行って付けて貰った方が早くね?
緑間:あ
黄瀬:あ
赤司:あ
黒子:
紫原:黒ちん息してないwwwwww
黒子:やれ逃げろ!火神くん家にやれ逃げろ!!
青峰:一番乗りはオレが貰った!
緑間:急ぐぞ高尾!
黄瀬:うわぁー!電車はまだっスかー!
赤司:爺、ヘリの準備だ!
紫原:みんな〜写真よろしく〜(涙目)
その後、紫原には黒子から誠凛高校体育館にうずくまるねこ耳を付けた赤司、青峰、黄瀬、緑間を見て、腹筋爆散して床に倒れ伏している高尾の写真が送られたそうな。
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