半永久的に咲き続ける花があったとしたら、その花はなにを思うのだろう。同じときに生まれた仲間たちが次々と別れを告げるのに、自分の花びらは、茎は、散りもしないし腐りもしない。
その間にも新しい命が生まれ、芽吹いてゆく。いつしか見たこともない花ばかりに囲まれて、寂しくなったりしないのかな?
ミトスがその咲き続ける花だとしたら、私はもうすぐ別れを告げる花。
「あは…もう、なにも見えないや…」
短い間だったけど、一緒にいられてよかった。
笑い合ったり夢を語ったり、時には喧嘩をしたり。言葉だけじゃ表現しきれないほど楽しかったよ。
またどこかで会えたらいいなぁ…。