「ゼロスー」
「?」
「へへへー」
「へいへい…」
ゼロスが胡坐をかいていたその上に、私がおさまる。始めはなんのことやらと混乱していたゼロスだけど、最近はなにも言わず両腕を回して、ぎゅっと抱きしめてくれる。
私は、体温と鼓動とを間近に感じられるこの体勢がとってもすき。
恥ずかしいから向き合うことはできないけど。
ここは、私だけの特等席。
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